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もちもちうさぎ
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コメント
1件
もうほんとに…胸がギュッと締め付けられました。青くんの「君にはもったいない」って自己犠牲の裏にある寂しさとか、黄くんの「僕じゃだめなんですか」の真っ直ぐさが切なくて。卒業式の屋上のシーン、涙が止まらなくなりました。最終話じゃないですよね?続きが気になりすぎます…!
黄
黄
青
黄
青
黄
黄
君から10回目の告白 どれも嬉しかったよ
黄
青
青
青
黄
僕はいわゆるクズだ こんなにも一途に 僕を思っていくれている人が いるのにも関わらず 色んな女と関係を持っている
「青くんまだ?3階の奥の教室ね」
青
女
僕の腕に彼女の両手が絡みつく 僕もそれを受け入れる
青
女
青
キスをした 深いキス こんなの慣れたものだ
「青くん明日ヤれる?」
「青くん明日私の家来て」
鳴り止まない通知音 どれも違う女からだ
今日はやけにむしゃくしゃする 言葉では表せない感情だ
女
女
青
青
女
彼女の首を絞めていた 慌てて両手を離した
青
青
女
女
青
青
僕は乱れている彼女を教室に残し 廊下にでた
ぐすんっ...ぐすんっ
誰かの泣き声が聞こえた 聞こえた教室を覗いてみる
青
青
黄
黄
黄
青
青
黄
黄
君は走って廊下に飛び出した ねぇ、さっきの顔はなに?
君は泣いていた 僕が振ったせい?
でも今までも何度も振っている 結果は本人がいちばん分かっているはずだ
そういえば青ちゃん呼び まだ許可してないんだけどな
前まで青先輩と呼んでいたのが 懐かしく思う
そのくらい黄くんとは仲が良いし 話も合う
どちらかと言えば好きなほうだ でも黄くんとは付き合えない ごめんね
青
青
桃
桃
桃
桃
桃くんが差し出したのは 手紙だった
青
気になりその場で 中身を開けた
青
青
桃
手紙の内容はたった1文 大きく「好きです」と書かれていた
名前も誰宛かも書かれていない ただ一言
それだけだった 黄くんの不器用さが伝わってきて 僕は結構好きだ
桃
青
桃
青
桃
桃
桃
桃
青
でも言われてみれば確かにそうだ 桃くんの方が僕よりはるかに誠実だし 身長は高いし運動もできる
なんで僕なのだろう 僕は何も出来ない 取り柄のないクズだ
桃
桃
桃
桃
青
黄くんには僕なんかより 桃くんみたいな暖かい人がお似合いだよね
でも君がいないと僕は ずっと独りだと思う
桃
青
桃
桃
桃
青
桃
青
青
桃
桃
青
本当は誰にも渡したくなかった 君はかわいくてモテる
僕だけが 君を知っていればいいと いつも思う
黄
放課後 みんなが帰り始めた頃 黄くんがドアのところから 僕を呼んでいた
青
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黄
黄
黄
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青
青
黄
黄
青
黄
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青
桃
桃
桃
青
桃
桃
黄
桃
青
青
桃
「青くんまだ?」
青
青
青
黄
桃
黄
僕のことが好きなのに あっさり断れない 黄くん
君が優しいのは知っているけど 潔く断って欲しかった
青
青
黄
逃げるようにして 教室から出た
女
青
女
女
青
彼女を壁に押付けて 無理やり服を脱がせた
青
キスをした 深く雑なキス
女
君は今 どこで誰といるの?
2人で行けばなんて 言わなければよかった
桃くんはかっこいいから なにがあるかわかんないし
黄くんがもしも 桃くんを好きになったら どうしよう
僕は本当に 独りになっちゃうの?
ねぇ嫌だよ 黄くん
僕から離れないで
僕を好きでいて
僕だけ見てよ
青
次の日 僕は風邪をひいた
何が原因かは 分からない
でも昨日の夜 涙が枯れるくらいに 泣いた
それで頭が痛くなって 熱が出たのかな
家には誰も居ない 僕だけ
「青くん大丈夫?」
「昨日はありがとう」
「来週まってる」
「はやくヤリたい」
どれも心無い メッセージばかりだ
でも今の僕には これすら優しさに見える
ほんと僕って 空っぽなんだろうな
「青ちゃん大丈夫ですか?」
青
唯一 目に止まった1件の メッセージ
「大丈夫じゃない」
「黄くん僕の家来て」
黄くんは1度だけ 僕の家に来たことがある
前来た時も確か 僕が風邪を引いた時だった
君はいつも そばに居てくれる
黄
青
黄
黄
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黄
青
黄
黄
黄
黄くんは 僕の手を強く握った
青
黄
黄
青
黄
黄
黄
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青
黄
青
青
黄
黄
黄くんの 服の袖を引っ張る
青
黄
黄
青
青
青
青
青
僕の声はたぶん 震えていた
変なことを言ってしまった 自覚はある
だけどこれが 僕の本音なのかもしれない
君は僕なんかより もっといい人がいるはずだ
僕みたいな 空っぽな人間なんかよりも もっと感情豊かで 素敵な人が
黄
黄
君の頬には 涙が伝っていた
青
黄
黄
黄
黄くんが僕を好きなことなんて 痛いほど伝わってる
だけど僕は それが怖いよ
黄
君は僕の目の前で 泣いていた
僕が君を 泣かせてしまった
胸が痛かった もどかしかった
青
青
青
青
青
黄
黄
黄
黄くんのこと
好きだよ 大好き
手離したくないくらいには 大好き
だけどこれを言葉にしてしまったら 僕は止まれないことをわかっている
いつもの僕には もう戻れないことを
ふらふらして遊んで 深い関係は持たない これが僕には ちょうどいい
青
黄
黄
黄
泣きながら僕のお腹を 両手でぺちぺちと殴る
弱くて小さくて 今すぐにでも抱きしめたい
だけどこんな汚い僕の手で 君を抱きしめる訳にはいかない
何人も抱いてきた僕の手で 純粋な君の心に触れる訳にはいかない
黄
黄
青
青
黄
黄
青
黄
君の顔は曇っていた 君にとって珍しい表情だった
それほど僕は 君を傷つけてしまったのだろう
ごめんね黄くん でもこれは君のためだよ
桃
青
なんか桃くんと ちょっと気まづいな
桃
桃
桃
桃
桃
桃
青
そういえば黄くんに どうして僕が好きなのか 聞いたことがなかった
正しくは 聞きたくないのかもしれない
自分の知らない僕が 暴き出されてしまうのではないかと
桃
青
桃
桃
桃
桃
青
青
怖かった いつか君に 僕の本当の気持ちが バレてしまうのでは ないかと
そして僕も 君への本当の気持ちに 気づいてしまうのでは ないかと
青ちゃんを好きなったのは 入学式の日のことだ
道がわからなくて 僕は制服が同じだった 青ちゃんの後をつけていた
しかしたどり着いたのは 校舎裏
どう考えても 僕の行くべき場所は ここじゃない
青
出るタイミングを見失い 僕は君を見ていた
青
君は迷い込んでしまった子猫を 優しい目で見つめていた
暖かい手で 抱きしめていた
青
子猫に話しかける 君の声は 僕を夢中にさせた
青
黄
黄
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青
青
黄
青
黄
青
青
青
青
君は子猫と顔を合わせながら 僕と話をする
黄
黄
青
黄
青
黄
黄
青
青
青
青
青
黄
時間を確認すると もう既に始まっている時間だった
黄
黄
青
黄
黄
これが僕と青ちゃんの 出会いだ
特に何も無い会話に見える だけど僕はこれが 心地よかった
入学してからすぐ 君の噂を知った
クラスメイト
最初は嘘だと思っていたが 本当だと知った時 少しびっくりした
だけど僕は 君が気になって仕方がなかった
あんなに優しいのに? 根は暖かい人なんじゃないかって
1年がたった今 青ちゃんとは仲がいい
僕がめげずに たくさん話しかけたら 話してくれるようになった
仲がいいと言いつつも 僕はそれだけだと思っていない
ヤリチンだろうがなんだろうが 君が優しいことを僕は知っている
どんな噂が流れようと それが本当であろうと 僕は君が大好き
君は優しいから 僕なんか黄くんに合わないって よく言うよね
正直 そんなのどうでもいいんです
僕は君を好きで 君が僕を好きなら それだけでいいじゃん
黄
黄
青
青
また振られた ねぇ君はちゃんと考えてるの?
どうせ君はばかだから いつまで経っても僕が 君のことを好きだと 思ってるでしょ
悔しいけど正解 僕は青ちゃんが好き 今までもこれからも
どうして僕じゃだめなの 僕に合うのは君だけだよ 青ちゃん
いつも通り 授業をサボっていた
正直 めんどくさいし 人の話を聞くのは苦手だ
ここ最近は いつも保健室に逃げてしまう
黄
黄
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青
青
黄
青
黄
黄
青
君はいつも笑ってごまかす 特に僕の前では尚更
それ 見破られてるよ
青
青
黄
青
黄
自分で言ったはいいものの 黄くんとの距離が近い
ドキドキしてしまう自分に 罪悪感を覚える
青
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青
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青
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青
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黄
青
誰かに初めて夢を打ち明けた お前には無理だと笑われると思っていた 昔から誰かのためになるのが好きで 笑顔を作るのが大好きだった
いつか君の笑顔も 僕がつくりたい
でもこの願いは 叶いそうにないや
今日は眩しいくらいの 晴天だ
それに僕らの卒業式だ 人の話を聞くのは苦手だし 屋上でサボることにした
青
僕は大学受験に受かり 夢に向かって 努力している
空を見上げると雲ひとつなくて なんだか心が洗われる
それでも僕は 汚いことに手を出しちゃうけどね
入学当初から僕は 何も変わっていない
女の子と遊んで 夜中に家を出て 黄くんへの答えは出せないまま
全てが 中途半端だ
だけどこれが正解なのかもしれない 答えを出さないくらいが 君にとってもちょうどいいのかもね
黄
青
青
黄
黄
黄
黄
青
黄
黄
君は僕に頭を下げ 手を差し伸べてきた
いつもの光景だ それなのに いつものごめんが言えない
ここで断ってしまったら 最後だと 僕は知っている
本音の本当に 最後になってしまうと
黄
青
青
僕の目からは 涙が零れていた
なんでなの? 泣きたいのは黄くんの方でしょ?
情けなくて 悔しかった
僕は黄くんが好きだよ ずっと前から大好き
こんなにも僕を 想ってくれる人なんて居ないよ
だけど僕は 君に応えられる?
こんなにも不器用で 不誠実なのに 君を幸せにできるの?
今まで考えたことがないくらい たくさんのことが頭をよぎつた
黄くんは僕が好き 僕は黄くんが好き
だけどこれだけでは だめなんだ
青
言ってしまった ついに言ってしまった
君との関係は今 僕のせいで終わった
酷く苦しい 気持ちだ
黄
黄
黄
黄
君の言葉にはっとする 僕は君無しで生きられる?
この先ずっと独り? 君は僕なしで生きられるの?
ねぇ黄くん ごめん
黄
青
君は背中を向けて 屋上から出ていった
泣いていた 僕も泣いていた
君が僕の人生から 居なくなった
こんなにも寂しいものなの? ごめんなさい
黄くんなしじゃ 生きられそうにない
青
大学卒業後 僕は夢だった教師になった
学生のみんなと話すのは なんだが懐かしいし 楽しい
僕も青春を一緒に している気分だ
生徒
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生徒
生徒
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青
生徒
青
青
青
青
青
青
青
生徒
生徒
青
青
嘘です 君のことはいつまで経っても 忘れられません
君があの時 泣いていたこと
僕の名前を呼んで 好きだと言ってくれたこと
こんな僕でも 愛してくれたこと
いつも 隣に居てくれたこと
全部全部 頭の中から離れません
君にまた会えたら なんて言おうか
僕も好きだよって? 今更何言ってんの
考えるだけで無駄だよ こんな事を繰り返してる
青
今日も夜遅くに 仕事が終わった
最近当たり前の日常に 色を求めている僕がいる
なんて 情けないのだろう
青
驚いた 横断歩道の先には 黄くん?
いや見間違えるはずがない 確かにあれは黄くんだ
あの時のまんまだ なんだが飛び跳ねたくなる程 嬉しくなった
声をかけてみる? いやでも僕のことを 覚えてないかもしれない
もうすぐで信号は 青へと変わる
君はスマホを見ながら 左右をきょろきょろと 見渡している
何かを 探しているようだ
もしここで僕が声をかけなければ もう二度と会うことはないかもしれない
せっかくのチャンスだ 逃すわけには行かない
青
桃
黄
黄
桃
青
僕の声は かき消された
君の楽しそうな声が 僕の隣を横切る
桃くん? あの桃くん?
この時間に会う? 桃くんと?
なにをどう考えても 恋人にしか思えない
君は僕を忘れたの?
僕との記憶は 桃くんへと 塗り替えられちゃうの?
いやだ
いやだよ
あの時僕は どうすればよかったの?
でもこれがきっと 黄くんの王道ルートだよね
君が幸せになるための 1番の最善の道
だけど僕は最低だから 君の幸せを願えない
2人の背中が遠のいていく あれ、黄くんって こんなにも遠い存在だったっけ?
あの時断ってごめん 僕はやっぱり黄くんが好き
どこの誰よりも 君が好き
他の誰を探しても 見つからないくらい 君を愛していました
僕はその場に 泣き崩れた
僕の長年の恋は 今 終わった
黄くん 来世では僕が必ず 幸せにするね
君を忘れられなくって ごめんね
やっぱり僕 君なしなんかじゃ生きられないや
桃
桃
黄
黄