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こさめに"あの傷"ができたのはずっと前のこと
こさめの正体が...バレたころ...
"もう怖がられないように"
そんなことを必死に考えながら隠して、みんなを騙してきた
それはこさめが...
吸血鬼だから。
こさめ
クラスメイト
クラスメイト
こさめ
クラスメイト
クラスメイト
クラスメイト
こさめ
吸血鬼は陽の光が苦手
でも専用のクリームがあるから日にあたる時は大体そのクリームを塗る
いつもは予備も持ってるし対策もバッチリしてある
なのに、今日に限って忘れてしまった
曇り空で日が差してなかったから
こさめ
クラスメイト
こさめ
クラスメイト
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
体育科の先生
体育科の先生
こさめ
グラウンドでやる授業はだいたい理由をつけて休んでる
吸血鬼ってバレるとあとで大変だから
体育科の先生
体育科の先生
こさめ
体育科の先生
こさめ
体育科の先生
こさめ
体育科の先生
体育科の先生
こさめ
だけどこの日は"大事な嘘"が通らなかった
体育科の先生
体育科の先生
こさめ
クラスメイト
こさめ
早くおわらして日陰に行かないと...
だけど2週目に入ったころからこさめの体調は悪化していった
目眩、吐き気、頭痛...
そんな症状に耐えきれず、こさめは倒れてしまった
こさめ
クラスメイト
クラスメイト
体育科の先生
体育科の先生
今まではずっと耐えてたのに、今日は耐えられなかった
こさめ
クラスメイト
クラスメイト
体育科の先生
クラスメイト
クラスメイト
こさめ
目を覚ました直後で頭も働いていなかった
そんな中、事件はおこった
クラスメイト
"なんでもする"
その意味も知らないその子の言葉に、こさめは甘えてしまった
こさめ
クラスメイト
ﾁﾞｭｯ...ｼﾞｭﾙ...ﾁｭｯ
クラスメイト
こさめ
寝るより回復するのは当然、人の血
頭も十分に回ってない今、こさめは本能に動かされその友達の血を吸ってしまった
そして突然血を吸われ、しばらく唖然としていた彼は言った
こさめってナニモノ...？
その後はこさが怖くなったのか走りながら保健室を出ていった
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
こさめ
次の日から、こさめはみんなに怖がられて、
自分は強いから襲うなって見せつけたかったのか知らないけど
みんなにいじめられた
クラスメイト
クラスメイト
こさめ
クラスメイト
その時、1人の友達...？がこさめの首元を噛んできた
こさめ
こさめ
クラスメイト
クラスメイト
こさめ
吸血鬼に生まれた自分を恨んだ
油断した自分を憎んだ
そしてなにより
悲しかった
数ヶ月経ってもなくならない傷といじめ
こんな日常から抜け出したいと思ってこさめは転校を決意した
新しい先生
新しい先生
新しい先生
こさめ
こさめ
こさめ
クラスメイト
そこで新しい学校内を探索してたら
こさめ
こさめ
放課後の空き教室で✘行為をする2人の男の子と
らん
友達なのか分からないけど少し気まずそうにしながらも、頬を赤く染めて口元が緩んでいた、
隣の席の君
会って1日目。喋ったこともないのにこの人だけは
"こさめを安心させてくれる"
そう思えた
ゆの
ゆの
ゆの
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