理沙
なあ!流石に拠点を見つけないか?

葵斗
え?この家じゃ駄目なの?

理沙
いやー、まあ、良いんだけど

凛紅
今にも壊れそうだぜ?

葵斗
...あー、なら改造する?そしたら住めるはずだよ?

理沙
おー!...改造?!そんなこと出来るんだ

凛紅
やるか、改造

葵斗
よしゃ!そうと決まれば話は早い!

葵斗
任しとき!強力な助っ人を呼んできたる!

理沙
まじ?!

理沙
めっちゃ楽しみ!

凛紅
なら、よろしく頼むぜ!

葵斗
呼んできたぞー!

理沙
はっや?!

凛紅
どんな人を連れてきたんだよ?

?
おい葵斗?なんか聞いていた話と違うんだが?

葵斗
何が違うんだよ?!

理沙
は?

凛紅
どゆこと?

葵斗
...えっと、我誘うときにお前らの事を言ったんだけど、

葵斗
そんときに我お前らが強いって言っちゃって、

理沙
うち強いし!

凛紅
まてまて、相手が強かったら洒落にならんぜ?!

?
何会話してるかは分からんが、強いかどうかは戦えば分かるくね?

~戦えば分かると言われて葵斗は二人を信じてみることにした~
葵斗
じゃあいくよー!

葵斗
よーい、始め!

理沙
なあ、凛紅も気付いてるよな

凛紅
もちろんだよ理沙、

理沙
アイツ特殊なスキルを持ってるよな?!めっちゃ分身してるし、

凛紅
僕らステータス画面何もよめないんだよなー、

葵斗
え?!二人共日本語にしてないの?!

理沙
逆に出来るんだ、

葵斗
やってあげるよ

凛紅
サンキュー

~葵斗は二人のステータスの画面を日本語にしてあげた~
葵斗
...え、?お前ら

理沙
?

凛紅
?

葵斗
スキルが凄いかもしれんぞ、

理沙
まじー?!やってみようかな?

凛紅
でもどれがスキルなんだ?

?
お前らスキルとかステータスとかほざいてるが、なんだそれ?

葵斗
あー、お前は知らんかったか、

葵斗
異世界人はステータスで自分の力を見ることが出来る、

?
そうなんだ...で、それが何になるんだ?

葵斗
そして今までお前らと互角だった二人の実力はお前で言う能力無しでの力なんだよ、

?
はぁ?!わしらより強いヤツがいるはずが、

理沙
へっ、スキルが使えたらこっちのもんだ!

凛紅
覚悟しとけよ?!お前ら!

?
葵斗、お前なんてバケモンと知り合ってんだよ!!!

葵斗
いや、こっちもこんなに強いとは思わんかったよ、

~スキルを得た二人は強かった、葵斗たちにバケモン呼ばわりされる程に~
?
ま...負けただと...?!わしらが、

理沙
よっしゃ勝ったー!

凛紅
てかお前ら名乗って無いけど名は?

ミコ
私はミコ!

ミル
俺はミル、

理沙
あれ?二人だったんだ?!

理沙
何か凛紅達はお前らって言ってたけど、そういうことか!

凛紅
ミコとミル、よろしくな!

ミコ
よろしくー!理沙と凛紅!

ミル
よろしく、理沙と凛紅

理沙
こちらこそよろしくね!

葵斗
なんか我忘れられてね?!

葵斗
ってか、理沙と凛紅に懐きすぎじゃね?!

ミル
そりゃあ当然だろ、そこの二人は俺らに勝った...そして俺らは勝った人に懐くミルク族、

ミコ
私たちが理沙達に懐くのは当然だよ!

理沙
へぇー!ありがとうね!

凛紅
ミルク族という族があるのか?

ミコ
あるよ!

ミル
なにせ、俺らはミルク族王子と王女だからな、

理沙
...え?!

葵斗
王子と王女ということは、ミルク族の国があるのか?

ミル
葵斗には話したハズなんだがなー、

ミコ
葵斗科学者なのに記憶力皆無だもんw仕方ないよーw

理沙
(アイツって科学者なんだ、)

凛紅
(科学者には見えないぜ、)

ミル
なあ、理沙と凛紅よ...

ミコ
私たちを仲間に入れてよ!

理沙
え!いいの?!

凛紅
もちろんだぜ!

葵斗
(一日で我合わせて三人仲間を増やしやがった、こいつら人たらしだろ、)

~理沙と凛紅はミルとミコを新たな仲間として迎えた!だが家はまだボロ家なのであった~