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奈由
え！？嘘でしょ！？
奈由
ねぇ、拓実君、嘘だよね？
拓実
否定できない
奈由
て事は、本当の事なの！？
拓実
元々告白しようと思っていたんだ
拓実
逆に、予定が早まって良かった
拓実
奈由の気持ちを聞かせてくれ！
ザワ
奈由
ごめんなさい。私、好きな人が居るの。だから、気持ちだけ貰って置くね
拓実
そうか。分かった。
すみれ
拓実、本当は貴方、奈由の好きな人の事、全部知ってたんでしょ。
拓実
！？おい、奈由に聞こえるから静かにしろ！
すみれ
ごめんごめん、でも、それ知ってて気持ち伝えたかったんだよね。それは、振られる覚悟があったって事。
すみれ
それを知ってて言えた貴方は、勇気があるわよ。
拓実
ああ、ありがとう
奈由
ん？二人とも何か話してた？
すみれ
いや、話してないよー
拓実
どうしてコイツと話をしなきゃならない
奈由
えー？本当にー？怪しいけど、ま、いっか！
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