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堅
わたし
あほ面をしたドラゴンのぬいぐるみを指さし、楽しそうにはしゃぐケン。
堅
わたし
堅
わたし
慎重に調整を重ね、ぬいぐるみを狙う。
堅
ぬいぐるみは持ち上がり、転がった勢いで穴に落っこちた。
堅
ドラゴンのぬいぐるみを抱いてよろこぶケン。
息子を見ているような、そんな気持ちになった。
堅
わたし
あれだけ必死に取ったドラゴンを急にわたしに差し出してきた。
わたし
堅
堅
わたし
堅
フッと微笑みが漏れたケン。 心なしか心臓が高鳴った。
堅
わたし
堅
わたし
ケンはダルそうな足取りでコンビニへ歩いていった。
近くにあった公園のブランコに腰をかけた。
わたし
少し辺りも暗くなってきたし、こんな輩が現れるのも珍しくないか......
わたし
なにこの人たち、ダッる。
わたし
腕を掴まれる。
わたし
わたし
わたし
掴まれた腕を掴み返し、男の顔面に一発蹴りを入れる。
怯んだ隙に、後ろ回し蹴りを入れた。
胸ぐらを掴み、脅しかける。
わたし
その二人は公園の出口へ向かって駆け出してった。
わたし
堅
少し気まずそうに目を泳がせる彼の姿に過去のトラウマを思い出した。
わたし
堅
わたし
あまりの居づらさに逃げ腰になった瞬間に、ケンに腕を掴まれる。
わたし
堅
いたずらな言い方だが、顔は真剣だ。
堅
わたし
堅
わたし
堅
わたし
堅
堅
手の掴み方が緩くなる。
堅
堅
堅
ケンが優しい表情を浮かべる。 左手を私の頭の上にポンと置き、髪をクシャッとされた。
わたし
怖がってた自分が馬鹿みたいだ。
堅
2人で目を合わせて笑い合う。 幸せを心から感じられた。