TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

柊兎

今日は七夕!と、言うことで!

柊兎

七夕の小説を書きます!

柊兎

まぁ七夕から2日遅れなんですけど

柊兎

(2024/07/09 14:19:03)

柊兎

それでは!本編へ!

広い広い天の川を挟んで夏の夜空に輝く七夕の星、織姫と彦星。

夜空にキラキラときらめく天の川。

その川のほとりでは、天の神様の娘「織姫」が世にも美しいはたを織っていました。

織姫(ほとけ♀︎)

ふんふふーん♪

織姫(ほとけ♀︎)

今は6月。だから夏か!じゃあ青色にしよう♪

織姫の織る布は五色に光り輝いていて、季節が変わる事にいろどりまで変わるというそれはそれは美しいものでした。

天の神様(ほとけ父)

織姫、少しは服とかに気を使ったらどうだ?

織姫(ほとけ♀︎)

ううん、私ははたを織れていれば十分♪

天の神様(ほとけ父)

そうか

天の神様はそんな娘がとても自慢でしが、織姫ははたを織るのに一生懸命で、自分の服や髪をかまいませんでした。

そんな姿を可哀想に思った天の神様は言いました。

天の神様(ほとけ父)

織姫もそろそろ年頃なのに、人のはたを織っているだけでは可哀想じゃ

天の神様(ほとけ父)

織姫にふさわしい婿(むこ)を探してやろう

天の神様はあちこち探しました。

天の神様(ほとけ父)

どこかに織姫に似合う婿(むこ)はいないかのぉ

天の神様が天の川の岸へんをずっと歩いていると、そこで牛の世話をしている若者と出会いました。

彦星(イフ)

ほら、餌やで

彦星(イフ)

ふふっ♪よう食べるな

天の神様(ほとけ父)

そこの青年

彦星(イフ)

私でしょうか?

天の神様(ほとけ父)

お主、名前は

彦星(イフ)

彦星といいます

天の神様(ほとけ父)

今は何をしておったんじゃ?

彦星(イフ)

今は牛に餌やりをしていました

若者は「彦星」といい、牛に水をやったりえさの用意をしたり畑仕事に精を出したりと、休む間もなく仕事をしています。

天の神様(ほとけ父)

うむ、この働き者の青年であれば、織姫と幸せに暮らしていけるじゃろう

天の神様(ほとけ父)

お主、わしの娘と婚約してくれないか?

彦星(イフ)

では、あなたの娘さんとあわせてください

天の神様は織姫の結婚相手に彦星を選びました。

天の神様(ほとけ父)

織姫!

織姫(ほとけ♀︎)

はい!

彦星(イフ)

!///

天の神様(ほとけ父)

どうだ?この人は、牛にしっかりと餌やりをしていていい人じゃぞ

天の神様(ほとけ父)

この人を婿にできないか?

織姫(ほとけ♀︎)

わ、私はこのお方が良いです!///

彦星(イフ)

私も、織姫さんがいいです!

天の神様(ほとけ父)

そうかそうか♪
では、彦星は織姫の婿になるといい♪

織姫と彦星はお互いに一目で好きになり、とても仲のいい夫婦になりました。

しかし

彦星(イフ)

織姫、次はどこに行きますか?

織姫(ほとけ♀︎)

次はあそこに行ってみたいわ!

彦星(イフ)

では行きましょう!♪

それからというもの2人は遊んでばかりでちっとも仕事をしようとしません。

天の神様(ほとけ父)

はたおりの機械が、、、

はたおりの機械にはほこりが被り

天の神様(ほとけ父)

彦星が飼っていた牛が、、、

彦星の飼っていた牛もえさをやらなくなったのでだんだん痩せてきました。

天の神様(ほとけ父)

おまえたち、そろそれ仕事をしてはどうじゃな

織姫(ほとけ♀︎)

はーい!♪

彦星(イフ)

分かりました!♪

心配した天の神様が注意をしても2人は「はい。分かりました」と答えるだけで全く仕事をしようとしません。

織姫がはたを織らなくなったので空の神様たちの服はもちろん、天の神様の服もボロボロになってしまいました。

彦星も仕事をしなくなったので、畑はくさがぼうぼうに生えて作物はすっかり枯れて、牛はついに病気になってしまいました。

天の神様(ほとけ父)

もうこのまま放っておくわけにはなるまい

怒った天の神様は

天の神様(ほとけ父)

もうおまえたち2人を会わせるわけにはいかぬ

と織姫は天の川の西へ、彦星を天の川の東へと無理矢理引き離しました。

織姫(ほとけ♀︎)

彦星様!

彦星(イフ)

織姫!

そうして2人は広い広い天の川をはさんで別れ別れになり、お互いの姿を見ることさえ出来なくなったのです。

織姫(ほとけ♀︎)

う''ぅ、、、(グス
彦星様、彦星様、、、(ポロポロ

それからというもの、織姫は毎日泣きくらすばかりで全くはたを織ろうとしませんでした。

彦星(イフ)

はぁ、織姫、、、

彦星も家に閉じこもってしまい牛の病気はますます酷くなるばかりです。

困った天の神様は2人に言うました。

天の神様(ほとけ父)

おまえたちが前のように毎日真面目に働くのなら、一年に一度だけ2人が会うのを許そう

その言葉に、織姫と彦星は心を入れ替えて真面目に働き始めました。

一年に一度、そう7月7日の夜に会えることを楽しみにして・・・。

織姫(ほとけ♀︎)

ふんふふーん♪

そして織姫は前にもまして美しいはたを織るようになったのでみんなはとても喜びました。

彦星(イフ)

ほら、餌やで♪

彦星も一生懸命牛を世話し畑を耕したので、牛はすっかり元気になり畑にも豊かな作物が実りました。

やがて待ちに待った7月7日の夜になると、織姫と彦星は天の川を渡り一年に一度のデートを楽しみます。

織姫(ほとけ♀︎)

やっと会えたね、彦星様♪

彦星(イフ)

そうやな、織姫

しかし、その日に雨が降ると川の水かさが増して川をわたることが出来ません。

織姫(ほとけ♀︎)

でも、今日は雨だから一緒にいれないや…𝘸

彦星(イフ)

そうやな…

織姫(ほとけ♀︎)

…あれ?何かやってきたよ…?

彦星(イフ)

ほんまや…なんや、あれ…

織姫(ほとけ♀︎)

ッ!カササギだ!

彦星(イフ)

カササギがなんでここに…?

シャラララ✨♪

織姫(ほとけ♀︎)

ッ…見て!カササギたちが翼を連ねて橋になってくれたよ!

彦星(イフ)

ほんまや…!やっと、やっとこれで織姫と…!

すると、どこからかカササギという鳥の群れがやって来て天の川の中に翼を連ねて橋となり、2人を会わせてくれるのでした。

めでたし めでたし

玲愛♀︎

おかーさん!

りうら♀︎

なぁに?

玲愛♀︎

今でもこの2人は幸せなの?

りうら♀︎

うん、幸せだよ

玲愛♀︎

じゃあおとーさんとおかーさんみたいだね!

りうら♀︎

…!そうだね

玲愛♀︎

おかーさんはお願い事ないの?

りうら♀︎

お母さんはないかな…w

玲愛♀︎

そっかー、いつか出来たらいいね!

りうら♀︎

うん

ないこ

りうらー、玲愛ー!

玲愛♀︎

あ、おとーさん!

玲愛♀︎

おとーさん!おとーさん!

ないこ

どうしたの?玲愛

玲愛♀︎

今、おかーさんに絵本呼んでもらってたの!

ないこ

へぇー、なんの?

りうら♀︎

織姫と彦星様のお話

玲愛♀︎

それでね!今でも2人は幸せに暮らしてるんだって!

ないこ

そっか、良かったね

玲愛♀︎

うん!だから、おとーさんとおかーさんみたいだね!って話してたんだ!

ないこ

…!玲愛ー(ぎゅー

玲愛♀︎

わぁ!✨

りうら♀︎

ふふっ♪早めに帰ろっか、今日はないくんと玲愛が好きなお寿司!♪

玲愛♀︎

ほんと?!✨

りうら♀︎

うん♪

玲愛♀︎

やったぁー!✨

ないこ

ありがとう♪りうら

りうら♀︎

いえいえ♪

玲愛♀︎

じゃあ早く帰ろ!(タッタッタ

りうら♀︎

あ!玲愛!そんな早く行かないで!

玲愛♀︎

〈早く食べたいんだもん!

ないこ

〈じゃあお父さんと追いかけっこだ!まてー!

玲愛♀︎

〈きゃはは!✨

りうら♀︎

ふふっ♪

さっき玲愛にはお願い事ないって言ったけど、今出来たから今日の夜お願い事しようかな

🐤の願い事

「この先も3人で幸せに暮らせますように」

この作品はいかがでしたか?

35

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚