テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
朝、目が覚める
どうやらそのまま寝てしもうとったらしい
寝る前の記憶がぼんやりとよみがえる
シード
一気に血の気が引く
これ以上はまずい
これは、違う。 ……違う、はず
りぃちょの家で前泊しとったのが ニキしろにバレた。
しろせんせー
ニキ
シード
シード
ニキ
しろせんせー
シード
ニキ
しろせんせー
ニキ
2人が笑い混じりに言ってきた
喉が詰まった
シード
否定、弱い
その日の夜
りぃちょ
/s/[storyId]/_components/chat-script-render/op/miss-call/assets/call-miss.da4ebd87e4b3bbc2.png)
不在着信
シード
りぃちょから着信
画面見とるのに
シード
……出れんかった
それから数週間
俺はりぃちょを避け続けとった
LINEも、未読無視か冷たい一言二言の返事のみ
酷いことをしよるとは思った
でも、
シード
シード
セフレが本気になる、だなんて 相手からしたら迷惑じゃろ
俺はりぃちょに好かれとるわけじゃない
たまたま体の相性が良かっただけじゃ
そんなある日のこと
ピンポーン
その日は家に俺1人だけだった
シード
ドアを開けた瞬間
思い切り手首を掴まれた
シード
手首を掴んだ犯人は
りぃちょだった
シード
シード
りぃちょ
りぃちょ
シード
シード
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
やっぱり、聞かれた
りぃちょ
りぃちょ
シード
シード
シード
シード
シード
りぃちょ
シード
視線を逸らさず、 まっすぐりぃちょを見て言った
シード
やっと出た本音
りぃちょは一瞬目を見開いた後 すぐに目を細めた
りぃちょ
シード
りぃちょ
シード
思考が止まった
りぃちょが近づく
でも、今回は逃げない
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
シード
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょの辛そうな、泣きそうな、 そんな顔を俺はその日、初めて見た
冗談でも、余裕でもないっていうのが 震えた声やその顔で一瞬でわかった
シード
胸が軋んだ
シード
シード
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
一瞬も目を逸らさず まっすぐと俺を見つめて言っていた
その目を見た瞬間、 俺は認めざるを得んかった
シード
シード
シード
りぃちょ
りぃちょ
りぃちょ
シード
りぃちょ
りぃちょ
俺たちはその日、 初めて心から繋がった夜を過ごした
翌朝。
窓から差し込む光で目が覚めた
隣には、まだ幸せそうに 寝息を立てとるりぃちょ
今までは「逃げなきゃいかん」と 思ってた距離が
今は愛おしい
シード
起こさんように、そっとその頬に触れて、
俺はその目をもう一度閉じた
シード
〜fin〜
コメント
1件
最高すぎてスマホ投げた👏 りちょシドしか勝たんわ!!