こっち見てよ！

翌日の朝

わくわくしながら 学校には行ったものの

放課後

勇気をだして2-3の教室の前まで行った

人が出たり入ったり通ったりで なかなか教室の中が見れない

どうしよ....

てか、会ったところでだよね...

廊下の端で固まっていた

リヴァイが教室から 女子と2人で出てきた

そのままどこかに行ってしまった

ま、ま、まさかの彼女！？

聞いてないって

なんだか悔しくて涙目になる

やだやだ....

信じたくない

悲しかったからとぼとぼと 中庭を歩いて門まで向かった

遠くの方で、リヴァイが見えた

さっきの女子と 荷物を運んでいる様子だった

なんで...？

誤魔化すけど視線はずっとリヴァイの方

バレてんだけど...

彼女じゃなかったってこと？ さっきの人

てかバスケ部なの...

かっこいい...

そのままエレンは先に帰った

中庭のベンチに座った

帰ろうと思ったけど、 遠くに見えるリヴァイを 眺めたくなったから

何してるんだろう

何かを運んでる...

ぼーっとその姿を見つめていた

すると、作業をやめて、 こっちに近づいてきてる

え？え？こっち来てる！？

リヴァイが目の前に来た

まさかのバレてた...泣

覚えててくれたんだ

咄嗟に言葉が出た

一応確認...笑

怖....！！！

やった

あっさり終わっちゃった

冗談とか言うんだな、笑

おもしろくなかったけど

でもよかった、話せて

嬉しい、話せないと思ってた

奇跡だよね

でも、彼女は本気で いらないんだろうな って感じだった

逆に諦めたくない！

アタック頑張ろうって 思えた日だった

続く