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ぬしぬし
⚠️誤字注意⚠️ ⚠️キャラ崩壊⚠️ ⚠️兄弟パロ⚠️ ⚠️駄目作⚠️ ⚠️一人称・二人称・三人称の違いあり⚠️ ⚠️こさめくん難聴⚠️ なんでも許せる方のみお読みください🙇♀️ パクリ❌ 参考⭕️
ぬしぬし
ぬしぬし
こさめ
カーテンの隙間から差し込む朝日に照らされ
いつもより少し早く目が覚める
寝ぼけた体を伸ばしながら、体を起こす
やはりまだ眠たくて、目を瞑って二度寝をしてしまいそうになるのも
こさめの日課だ。
(ガチャッ)
いるま
こさめ
あ、…''父さん''ッ……ッ!
うっすらと動く薄い影に気が付き、ドアの方へと視線を滑らすと
驚いたように少し目を見開いて立っている父さんが居た
いるま
こさめ
あくびをしながらそう返答をしながら、床へと足を降ろした
………学校かぁ
…また会えたらいいのにな。
すち
みこと
俺の名前は奏こさめ
そこら辺に居る普通の高校一年生
と、言いたいところだが''先天性難聴''と言う生まれながら耳が聞こえない高校生だ
(ガチャッ)
こさめ
すち
目を擦りながらリビングへと繋がる扉を開く
やはり無音の世界が広がる
もう慣れた日常だとしても、''音がある生活''というものには何度も憧れを持っていた
すち
こさめ
みこと
いるま
扉を開けた瞬間、弟のすちは勢いよく抱きついてきた
俺は驚いて少し戸惑いつつ、辺りを見回す
微笑む''母さん''、何かを話している''父さん''
そして、抱きつきながら上目遣いで微笑むすちの姿が視界に入る
俺も微笑みながらすちの頭をいつものように撫でた
すち
こさめ
こさめ
すち
こさめ
すちは強く首を縦に振った
俺は''そっかそっか笑''と思いながら頭をもう一度撫でた
微笑みながら瞳を上にあげ、再び辺りを見渡す
みこと
みこと
こさめ
母さんは眉を下げ、口元を緩めながらそう伝えた
俺は控えめにすちから手を離し、''離れて欲しい''という事を伝えた
すち
いるま
こさめ
みこと
タイミング良くすちは父さんの方へと飛びついて行った
母さんにそう伝え、再び2階へと繋がる階段を上がった
こさめ
みこと
みこと
いるま
みこと
すち
こさめ
家を出発する為、靴紐を結んでいると肩を叩かれた
ゆっくりの体を後ろに向け、すちのことを見つめる
すち
みこと
大きな赤い瞳が揺らぐ
俺は母さんの方へと視線を向け、''忘れ物はないよ、安心して''と伝えた
(ガチャッ)
こさめ
みこと
いるま
すち
こさめ
すちは大きく手を振って送り出してくれた
こさめ
俺の家庭は複雑
父さんと母さんとは血が繋がっていない
そして、父さんと母さんはまだ若い
どうしてこのような家庭になったのかと言うと、それはこさめとすちの過去が関係している
小学校時代の当時の俺は、あまり言葉が通じなかったり、言葉の読み書きが出来なかった
その為、小中は特別支援学校に通った
そして今、普通の高校に通っている
最初、両親は「危ないのではないか」と何度も説得を繰り返した
けれど、俺の熱意は冷めることなく、その意を告白した。
父さんと母さんはこさめの言葉を胸の奥に受け止めて、背中を押してくれた。
だから俺は今、ここに居る。
………''音''って…なんなんだろ
…ここにいる人達は今……どんな音が聞こえているんだろう
混雑したバスの中
そんなことを考えながら窓側の席に腰を下ろしている
窓の窪みに腕を載せ、頬杖をつきながら外を眺める
耳が聞こえない事を少しだけでも知らない人には知られたくない
意味が無いかもしれないけれど、両耳にイアホンを嵌めながら登校するのが最近のスタイルだ。
……''あの人''とまた……会えるとしたらいつなのかなぁ
バスの振動で体が揺れる
バスが停車し、ドアが開く
ランプが点灯しながらドアが閉まっていく。
ますますバス内は人でいっぱいになったと感じた
おじさん
こさめ
おじさん
おじさん
こさめ
景色が動いているように感じる
次々に建物が代わり、学校に近いバス停へと進んで行く。
おじさん
こさめ
イアホンを無理やり引っ張られ、両耳から外れた
俺は驚いてすぐに顔を上げた
おじさん
こさめ
…怒ってるの?、
顔を赤くしながら眉間に皺を寄せて何かを話している男の人。
何も聞こえない
何も分からないから、どうする事も出来ずにただ座って彼の顔を眺めることしか出来ない
おじさん
こさめ
怒りが到達したのか、その人は右手を大きく振り下ろすように腕を上げた
''殴られる''そう思った
だから、目を思い切り閉じたんだ
??
おじさん
??
こさめ
目を開けると、目の前には同じ制服の
シャツが少し乱れだ身長の高い男子生徒が立っていた
さっきの怒った人は空いていなかったはずの席に座っている
少し混乱しながらもバスを降りた
??
こさめ
バス停を降りたあと、同じ場所で降りた人を追いかけた
見覚えがある
乱れたシャツ
首元が涼し気だ
''あの人''に違いない。そう思い立った瞬間から体が動いていたんだ
こさめ
??
??
思い切り彼の腕を両手で掴んで、引き止めた
すると彼は驚いたように瞳を震わせた
こさめ
??
手話でそう伝えると、ますます顔が曇った
''伝わっていない''とわかった瞬間、スマホを取りだして文字を打った
こさめ
??
スマホ画面を見つめた瞬間、彼は持っていたスマホに視線を向けて応答した
なつ
なつ
こさめ
その文字を見た瞬間、心臓が飛び跳ねた
嬉しかったんだ。
しばらく微笑んでいると、''暇先輩''は歩き始めた
俺に「一緒に行こう」と伝えて。
ぬしぬし
ぬしぬし
♡200
ぬしぬし
コメント
35件
まってまって泣いちゃう… 神作ですね〜!てかフォロワーさん多!! すごいな〜!!ほんまに師匠のこと尊敬する!! これからも頑張ってね〜!!
てぃあちゃん、ごめん、 最近見れてなくて(泣) ごめんよぉ、 神作が上がってて、見てなかった私を殴って欲しい…(泣) ごめんよぉ 続き待ってます