テラーノベル
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最終回です
春の風が頬を掠める
まだ寒さが残る4月。
桜は咲き誇り
道行く人々は皆暖かい格好をしている。
そんなある日、1人の女子高生が桜並木の下を歩いていた。
首には赤いマフラーをつけていて
鞄にはヘッドホンのキーホルダー。
et
et
et
あの日貴方は
「etさん、大好きだよ」とか細い声で言い
その直後に息を引き取った
その後、遺品整理をしていたら
一通の手紙を見つけた
それは汚らしくも愛らしい字で、見ただけで貴方の字だとわかった
etさんへ 癌の事、ずっと言えなくてごめん でも最期くらいは大好きなetさんと一緒に居たいと思って、治療は受けなかった 今思えばほんと馬鹿だなって思う 治療を受けていれば治ったかもしれないのに etさんとずっと一緒にいれたかもしれないのに でも、もう遅いなぁ 癌のことすぐ言えなくてごめん、本当にごめん。 言ったら絶対治療しろって言われるから言えなかった きっとこれを読んでいる時、etさんは絶対自分のせいだって自分を責めてるよね でもねetさん etさんは、何も悪くない 俺の光だった 色々なところでお世話になって でもなんも恩返せなかった 告白の返事も聞けないままで死ぬのは名残惜しいけどさ 先に待ってるから来た時はお土産話いっぱい聞かせてね?笑 改めて、本当に今までありがとう いくら言っても足りないくらいのありがとうをくれたetさんが大好きだよ でも、早くにこっちには来ないでね!?!? 本当に本当に、etさんのことが大好きだよ。 そして、さようなら またいつか一緒に喋れる日が来ることを祈ってるよ 赤崎 yan
とても長い手紙で
本当に私のことを思ってくれてたんだなってわかった
生きてるうちに返事返せなかったこと、ごめん
et
et
yanくんのこと、大好きだよ
あとがき ここまで読んでくださり、ありがとうございました! これからもどんどんお話あげていくつもりなので、ぜひ読んでください‼️ ありがとうございました!!!
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「いじわるな貴方」 end────。
コメント
1件
手紙クオリティ高くない???結構