この世界には3種類の人間が存在している
〝ケーキ〟といわれる人種
〝フォーク〟といわれる人種
そして
〝その他〟といわれる人種
ケーキ 「ケーキ」とは、先天的に生まれる「美味しい」人間のこと。 フォークにとっては極上のケーキのように甘露な存在で、彼らの血肉はもちろん、涙、唾液、皮膚などすべてが対象となる。 ケーキは自分自身が「ケーキ」と気付く事は出来ない。その為、フォークと出会うまで当人も周囲も知らないまま一生を終えるケースもある。 ケーキは固体ごとにそれぞれ違う味を持ち、フォークからすれば「チョコや生クリーム、キャラメルのように味わいが違う」らしい。また、涙や唾液はシロップのように甘い。
フォーク フォークとは、ケーキを「美味しい」と感じてしまう人間のこと。その殆どは後天性で、何らかの理由で味覚を失っている。 味覚の無い世界で生きるフォークはケーキと出会ってしまったときに、本能的に『ケーキを食べたい』という欲求を覚える。ケーキの全てがフォークにとっては甘い誘惑。 頭からつま先まで飲み込んでしまいたい衝動に包まれる。しかし、ケーキと出会ってすぐに捕食行動へ走るケースは稀だと考えられる。 一般的に、フォークは平凡な人間であるケーキを捕食する猟奇的殺人事件を起こす事があるため、フォークと判明すると社会的に『予備殺人者』として忌避される傾向がある。 味覚が無い、ケーキを食べてしまう点以外は「その他」の人間と目立った差異はない。
そして
それはいつの日か突然に。
まぜ太
まぜ太
そして
彼は気づく。
まぜ太
まぜ太
まぜ太
まぜ太
あいつを食べたい。
主
主
主
主
主
主
主
主
主
主
コメント
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師匠、楽しみです✨(*´∀`) 落ち着くまで大人しく 待ってます(´д`、)