のんのん
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注意 短編ですが長いです。 全体的に雰囲気が暗いです メリーバッドエンドです。 血流表現があります。 グロ表現があります。 この物語はフィクションです。 実際に起こった出来事では ありません。 この物語でやってる事は 実際にはやってはいけません。
こんな事をいきなり言うのは 申し訳ないけど言わせて。 毎日、嫌な夢を見る。 それは沢山あって あの子が私を置いていく夢、 あの子が○んじゃう夢、 あの子を○す夢、 あの子が私を○そうとして 私があの子を○しちゃう夢、 全部、全部、悪夢で嘘でしかない。
でも私は怖かった。 あの子を失ってしまうんじゃないか、 あの子を○してしまうんじゃないか って。 だから私は寝る事を止めた。 別に寝なくても生きていける体だったから 寝なくても良いと思った。 寝る必要も無いのに寝て、 あんな悪夢を見る方が嫌だ。
そこから数ヶ月後。 あの子は私の目の前で○んだ。 ○因は車に轢かれ…いや、事故○だった。 私は悔やんで悔やんで悔やみ続けた。 あの時、私が庇えたら、 あの時、私が○ねたら、 あの時、私があの子と帰ってなかったら きっとあの子は○ななかったはずだ。 そういえば。 こういう時は悔やんだ後、 良い方向に考えるのが良いんだっけ。 じゃあ、二つだけ。 …二つ位は許して欲しい。 まずは一つ目。 私はある言葉を あの子に言って欲しかった。 「大丈夫だよ」って、 いつもの優しい声で いつもの可愛い笑顔で 言って欲しかった。 二つ目。 私は血まみれなあの子の手を握った。 その時に、あの子が 少しだけ握り返してくれた気がしたの。 あの子の顔はグチャグチャじゃなくて でも私が握ってない手とその下にある足は グチャグチャで不安になった。 いつ○んでもおかしくないんじゃないか、 もし○なないで欲しいって言ったら 困っちゃうんだろうな、 って。
こういう時は自分の話もした方が良い って貴方が言ってたし、 最後に私の話をしようかな。 あの子に届いたら良いなって気持ちで。 私はよく失敗をして その度に悔やんでいた。 それを見た隣の席のあの子は 「悔やむって二つの意味があるんだよ」 って教えてくれた。 今は知らない方が良かったって思うよ。 まるで、だけど。 自分がこうなるって事を 予知してたみたいで苦しいんだ。 絶対にそんな事は無くても苦しい。 そういえば、 寝る事を止めたあの日、 あの子は笑顔で話しかけてくれて 私に世間話もしてくれて 凄く嬉しかった。 その日一緒に帰ってる時、 私に言ってくれたね。 「私はーーの事、大好きだよ」 「あ、友達としてね? 恋愛とかじゃないから安心して」 急に悲しそうな顔をするんだから 不安になって 「ずっと私の友達でいてくれる?」 って聞いちゃった。 私もこれは恋愛感情じゃなくて 友情的な好きであり依存だって 気付いてたから。 その時の答えが 「私が生きてたらね!」って言ったの、 ずっと忘れられないんだ。
さて、こんな自分勝手な話をしちゃって ごめんね。 じゃあ私はいくから。 もし限界になったら休んでね。 あ、忘れても忘れなくても良いから。 別に二度と会えない訳じゃないけど しばらくは会えないと思うからさ、 あ、さいごに フェリー乗り場がある海にいるから もし話したかったら 海まで来て話そう。 この場所では最後だから。 じゃあ、バイバイ。 あ、宛名書くの忘れてた。 ごめん。 ーーーへ、ーーより。
のんのん
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コメント
9件
うわああぁあぁあ……… 良すぎやんけ……🤝🏻🤝🏻🤝🏻 最高、だいすきだ
あ、この物語の制作時間はサムネを含めて 数十分なので時間かけてないです(?)