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よい子は皆眠りにつく午前零時。 隣でぐっすり眠る人形の彼を横目に俺は目を覚ました。
凛月
一緒に寝てるわけじゃないが、布団にいて万が一みかりんを起こしても悪いと思って俺は幽かに月の光が差し込む窓際で月を眺めることにした。
凛月
かといってすぐ寝られるわけじゃない。スマホは禁止。ブルーライトカットが眠りを妨げるから今は使うべきじゃない。そうだ、ホットミルクでも飲もうかな。
コップを片手に再び窓際に座る。ミルクを飲みながら自然とみかりんを覗き込む目はみかりんのある変化を捉えた。 前まであった目の下の隈が無くなってる…。アルバイトと仕事とモデルとで色々大変そうだったからよく眠れなかったんだよね。よかった、今はちゃんと寝てて。
みかりんを見てたらだんだん俺も眠くなってきちゃった。ホットミルクが効いたのかな。
凛月
みかりんの眠る布団の中に入り込むとそれはそれは暖かい。
うん。寝られそう…。みかりんがいるから忙しい明日だって乗り越えられる。
おやすみ、みかりん。
みか
みか
end