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優里
息を手にかけ、彼氏を待っていると、後ろからひんやりとしたてが私の視界を塞いだ。
優里
空太
無邪気に笑う声が聞こえ、当てられた手の冷たさが無くなると共に視界が戻る。
優里
彼の方を振り向くと、イルミネーションから少し離れているからか、影が2人分地面に映し出されていた。
空太
優里
空太
こんなやり取りが続けば良かったのにある日、事件は起こってしまった。
優里
今日も一緒に出掛ける予定をしていたので、駅前のイルミネーションを見ながら待っていると、そんな連絡がきた。
優里
病院に行って、最後を見て。
家に帰るために汽車に乗らなければいけないので、駅まで行く。
イルミネーションの近くまで来ると、
空太
優里
振り向くが、誰も居ない。
あるのは私の影だけ。
優里