テラーノベル
アプリでサクサク楽しめる
toto_o0
#胸キュン
ゆき
715
コメント
1件
蒼くんからの夏祭りのお誘い、読んでてこっちまでドキドキしました!浴衣姿の陽菜さんに「すごく似合ってる」って言うところ、すごく優しくて素敵だなって思いました。花火の下で手が重なった瞬間に美月さんが現れる終わり方、切なくて続きが気になります。三人の距離がどう変わっていくのか、じっくり見守りたいです🌷
文化祭が終わって数週間後。
季節は少しずつ夏へ向かっていた。
学校帰り。
陽菜が下駄箱で靴を履き替えていると、蒼がやって来た。
蒼
突然の誘いに陽菜は目を丸くする。
陽菜
蒼
陽菜の顔がぱっと明るくなった。
陽菜
蒼は嬉しそうに笑った。
そして夏祭り当日。
陽菜は淡いピンク色の浴衣を着ていた。
待ち合わせ場所に着くと、蒼が目を見開く。
蒼
その一言だけで陽菜の心はいっぱいになる。
陽菜
少し照れながら答えた。
2人は屋台を回り、りんご飴を食べたり、金魚すくいをしたりして楽しんだ。
夜。
花火大会が始まる。
大きな花火が夜空に咲く。
ドーン
色とりどりの光が空を染めた。
陽菜
陽菜が呟く。
その時だった。
人混みに押されて陽菜がバランスを崩す。
陽菜
すると蒼が咄嗟に陽菜の手を掴んだ。
2人の手が重なる。
しかしその瞬間。
美月
聞き覚えのある声。
振り向くと、美月が立っていた。
浴衣姿の美月はとても綺麗だった。
美月
そう言って微笑む美月。
陽菜の胸がまた少し苦しくなる。
花火が打ち上がる夜空の下。
三人の恋は、まだ終わりそうになかった。