辰
??
??
綺麗、?誰が…?
私?
私なんかが?
辰
咄嗟にそう口走ってしまった
ヤバい、
こんなよく分からない人に挑発するような事言ったら…
確実に殴られる
…そう思っていると
??
男は突然笑いだした
??
辰
すると男は腹を抱えながら乱れた髪の間から私を見据えた
??
何やら妖艶な笑みを浮かべると、手当てすると言って私の腕を掴んできた
でも…
痛く無かった
逆に、男の手当ては涙が出そうなほど優しかった
辰
皮肉を込めてそう言うと、男は包帯を巻く手を止め、律儀に私の目を見つめてきた
??
辰
??
確実に逃げない訳無いから素直に答えると、男はクシャッと笑って応えた
…普通に笑えるんだ
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