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ちょこ
ちょこ
ちょこ
ちょこ
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毎日が同仕様もなく辛かった 助けてくれる人なんて 居ない 相談する人だって そんなりうらの辛さを 緩和してくれるのは ネットだけだった
春
秋
春
秋
春
春
秋
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自分が辛かったかったことの はけ口として 小説アプリでの投稿 それはりうらの日課になった そのアプリで書いたストーリーは 全部最終的にハッピーエンドで 終わるように書いていた でも現実では ず〜っと地獄が続いていて 毎日は当たり前のように辛くて でもさ… ネットの世界は幸せだった 投稿したストーリーに 着いたハートを見れば 少し救われたと思ったし コメントなんて貰えれば 学校だって頑張って行けた
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ふと我に戻る 何してんだろって こんなことしてても現実での 問題は解決しないのに
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こんなことしてるってバレたら 流石にやばい そんなの分かってる でもりうらの心を埋めてくれるのは ここだけなんだよね
コンコンコン
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ガチャ
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幼馴染のないくん 家が隣でたまに遊びに来る
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ないくんはいわゆる陽キャと いうやつで みんなに人気 りうらの唯一仲が良い人だけど やっぱり相談はできない だって分かるはずないよ りうらの悩みなんて
数十分後
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…よくこんなこと人に 堂々と言えるな… 逆に少し尊敬
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やっぱりりうらの作品だ だからって言うつもりはない ないくんには関係ないし
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しらばっくれよ りうらじゃないみたいな顔して
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あれから数ヶ月 徐々に学校にも行けるようになって 今ある問題ともしっかり向き合って 少しずつ解決していってる それもこれもないくんのおかげ ないくんはあとから聞いたがずっと りうらのことが好きだったらしい 今まではそれに気づかれないために 学校で話してなかったらしい すごく嬉しい 告白されて断る理由もないので りうらたちは恋人同士
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ポチッ
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もうりうらにはこのアカウントは いらない 悩みをためなくても 助けてくれる人がいて 毎日が楽しいから