1月
15日
死ぬ
この問いかけがずっと聞こえる
1時間ごとに
1月15日は私の誕生日
そして後ちょうど一ヶ月後なのだ
あの夢と関係あるなら
私はみんなの幸せのために死ぬことによって犠牲になるのか?
そういう事にしか思えない
つまり
私が死んでも周りは幸せになるということ
私はいらない存在だったのか
そういうことにしか思えない
この広い家に
ほとんど1人で過ごしてきた
お母さんとお父さんも私が死んだっていいってこと
まぁ確かに
私をほっといてでも仕事がしたいって人達だからな
さんざん死にたいと思ってきたけど
私が死んで誰も泣いてくれないなら
少し寂しいと思ってしまうものだ
結局人というものはないものねだりなんだな
天空
私の残された時間は後1ヶ月もないんだ
天空
アア
天空
死にたくないな
と1人呟く天空であった