黄色い線の目の前で軽くため息をつく
あぁ、今日もきちゃったって。
梨乃
電車の明かりが見えてくる
ここから落ちたら丁度良く死ねるかな?
そう思った時には体が勝手に動いていた
…さようなら…世界…
結兎
ギュッ。
何かに握られた気がした。 いや、気のせいじゃない。
結兎
梨乃
手を握ってくれたのは隣のクラスの結兎だった
同じ電車でよく会うが話したことはなかった
梨乃
結兎
結兎
あれ、私何で泣いてるんだろう
結兎
梨乃
結兎
梨乃
確かに。何で私は死のうとしたのだろう
虐められてもない。虐待もされてない。 なのに、私は。
梨乃
結兎
結兎
梨乃
結兎
結兎
梨乃
結兎
結兎
梨乃
結兎
梨乃
梨乃
結兎
梨乃
結兎
僕はそれだけとは思えなかった
結兎
梨乃
梨乃
結兎
結兎
梨乃
ギュギュウッと
聞いたことの無い言葉に胸の奥が痛んだ
今気づいた。 そうだ、自分は自分を傷つけていたんだ。
言われてもない言葉に自分が言って 自分自身を傷つけていたんだ。
結兎
うなずくこともできず電車に乗り込む
梨乃
梨乃
梨乃
結兎
結兎
梨乃
結兎
梨乃
梨乃
自分のクラスまで黙々と歩くが後ろから足音が聞こえる
梨乃
結兎
さらっと返事をする
梨乃
結兎
梨乃
結兎
案外冷静なんだなってその時は思った
梨乃
由利
梨乃
由利
梨乃
梨乃
由利
梨乃
由利
由利
梨乃
由利
梨乃
昼御飯の時間が近くなると他の子は一斉に売店に行ったりお弁当箱を机に出す
由利
梨乃
由利
由利
梨乃
由利
梨乃
最近流行りだした店があった。 1人が知るとすぐ周りに広がった
その店は忽ち大人気店となり行っても売り切れということが日々あった
由利
予約もすぐ満員になる店だった
梨乃
由利
梨乃
由利
梨乃
由利
梨乃
由利
梨乃
由利
梨乃
梨乃
由利
オーナー
梨乃
由利
梨乃
耳元の近くに行き、小声のように囁く
由利
梨乃
オーナー
由利
オーナー
梨乃
オーナー
梨乃
席に着くと数十分経つ前に頼んだ物が私達の元へきた
オーナー
オーナー
梨乃
由利
オーナー
続く・・・
コメント
11件
由利ちゃん圧すご(
僕のストーリーより神☆もうすこすこっ!