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〜廊下〜
ざわざわ…
デュース
ん？何か周りが騒がしいな
エース
あー、多分噂の事で盛り上がってるんでしょ
グリム
ふな？何の噂なんだゾ
監督生
確か、1週間だけ特別に女の子の生徒さんが
監督生
来るんだっけ？
エース
そーそー！！
エース
噂によるとちょー可愛いんだって！！
エース
それに、お嬢様とか色々！
デュース
へぇ、そうなのか
デュース
その子と仲良くなれるといいな
デュース
監督生！
監督生
そうだね、仲良くなれるといいな
〜講堂〜
ざわざわ…
学園長
皆さん、お静かに！！
学園長
今日から1週間特別に入学する生徒がいます。
学園長
では、自己紹介を
ロゼッタ
ロゼッタ･イーブルと言います。
ロゼッタ
どうぞ、よろしくお願いします。
モブ1
すっげ〜！かわいー！
モブ２
うわ、女の子だ！！！
ざわざわ…
学園長
皆さん、お静かに！！
学園長
彼女は1年A組に入ります。
学園長
皆さん、仲良くしてあげてくださいね。
学園長
では、皆さん解散！！
エース
俺たちと同じクラスか〜
デュース
仲良くなれるといいな！！
監督生
うん、そうだね
ロゼッタ
ねぇ、あなたが噂の監督生さん？
監督生
わっ、そ、そうです！
ロゼッタ
わぁ！！良かった！
ロゼッタ
せっかくだし、女の子同士2人でお話しない？
監督生
えっとぉ…
監督生
ちらっ
エース
俺達のことは気にすんな！！
デュース
おう、2人で話してこい！
監督生
うん、ありがとう
グリム
…
グリム
（あの、金髪女ちょっと怪しいんだゾ…）
グリム
（着いて行ってみるんだゾ…）
ロゼッタ
ねぇ、
ロゼッタ
いい気にならないでくれる？
監督生
は、え…なんの事？
ロゼッタ
とぼけないで！！
ロゼッタ
貴女、女だからってチヤホヤされて！！
ロゼッタ
女は私1人で充分なの！
ロゼッタ
何で貴女がいるの？！
監督生
わ、私は特別に入学を認められた。
監督生
学園長は慈悲でこの世界に居場所がない私とグリムをここにいさせてくれてるの。
監督生
いい気になんて、なれないよ！！
ロゼッタ
は…、特別？
ロゼッタ
何が特別よ！！
ロゼッタ
この、クソ尼がっ！！
ぐいっ （監督生の腕を掴む）
監督生
ちょっ…？！
ばっ （ペンを取り出し）
じゅわぁっ （魔法で火を出す）
監督生
いっ…！！
監督生
どう…して、！！
ロゼッタ
貴女が悪いのよ、
ロゼッタ
皆にチヤホヤされちゃって、ふん！！
たっ （ロゼッタが立ち去る）
グリム
子分！！
監督生
っグリム？！
監督生
どうして…！
グリム
あの、金髪女が気になって…
グリム
それより、子分！腕大丈夫かなんだゾ！！
監督生
少し、火傷しちゃった…あはは
グリム
保健室にいくんだゾ！！
監督生
うん、ありがとう
〜メインストリート〜
ロゼッタ
ひっく…ひっく…
リドル
君は、ロゼッタ･イーブルじゃないか…
リドル
どうしたんだい？
ロゼッタ
さっき、監督生さんと仲良くなりたくてお話したら
ロゼッタ
調子に乗るなって頬を叩かれたんです…
ケイト
確かに…頬が少し赤い気もするね
トレイ
リドル、とりあえず彼女をうちの寮で手当しよう
リドル
ああ、そうだねトレイ
リドル
さぁ、お手をどうぞロゼッタ
ロゼッタ
ひっく…ありがとうございます…
ロゼッタ
ふふ…
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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