五十嵐飾音
!お姉ちゃん!
五十嵐徠斗
!?死んだはずじゃ___!?
魔物
グァァァァァァ
魔物
ギァァァァァ
五十嵐徠斗
ッく…
五十嵐麗華
『ちょっと離れてて』
五十嵐徠斗
…え?
五十嵐麗華
『___魅了』
魔物
!
魔物
グァ……ギァァ
魔物
グゥゥ
五十嵐麗華
『ッ……』
五十嵐麗華
『強いね、君』
五十嵐飾音
へっ…?
五十嵐麗華
『でも僕には敵わないや…
笑』
笑』
魔物
グァァァァァァ((体捻れる
魔物
グァ…ァァ…ァ………((死亡
五十嵐麗華
『あはは笑まだまだだねぇ笑』
五十嵐飾音
え…?
五十嵐麗華
「何やってんの!?それまだうまく使えないんですけど!」
五十嵐麗華
『え?そうなの?』
五十嵐麗華
「そうだよ!」
五十嵐徠斗
???
五十嵐飾音
お…お姉…ちゃん…?
五十嵐麗華
『ん?どうしたの?』
五十嵐麗華
「ちょっ!勝手に話さないでって!」
五十嵐飾音
?
五十嵐麗華
『ねね!僕離れさせてよ!』
五十嵐麗華
「えぇ?なんで?」
五十嵐麗華
『飾音、だっけ?その子達がわかりやすいように!』
五十嵐麗華
『あ、あと、僕が離れたら5分後必ず死ぬから気をつけて___』
五十嵐麗華
「“ルースト”」
ズギッ
五十嵐麗華
ッたって、はっ!?それ先に言ってよ!
播磨
いや、言ったって
五十嵐麗華
最初に言ってって!
播磨
ごめんごめん〜
五十嵐徠斗
えっと…?
五十嵐飾音
ど…どちら様…?
播磨
ん?あぁ僕?
播磨
僕は麗華に住んでる悪魔!播磨って言うよ!
五十嵐麗華
えっ悪魔なの!?
播磨
あれ、言ってなかったっけ?
五十嵐麗華
言ってないよ!
五十嵐飾音
す、住んでる?
播磨
うん。住んでる
五十嵐徠斗
住んでるって…麗華どういう事だよ…
五十嵐麗華
ほら、私さっき死んだでしょ?
五十嵐麗華
その時、僕の事助けるから僕の体に住ませてって言ってたから住ませたの。
五十嵐麗華
まぁ、簡単にいえば私の体に播磨の精神を宿らせるみたいな?
五十嵐麗華
で、『ルースト』って言ったらさっきみたいに僕の体から播磨が離れるの。
播磨
そーそー!
五十嵐徠斗
ん?ならもう一回死んでも同じようにすればいいんじゃ…
播磨
あー、それは無理だよ
播磨
僕が入ってその後に死んだ体は1年たたないと住むことができないの。
播磨
で、1年後にはもう葬式とか終わっちゃってるでしょ?
播磨
だから多分もう二度と死ねないの。
播磨
あと、僕を麗華の体に長居させると麗華の精神なくなっちゃうから定期的に離れさせてね!
五十嵐麗華
なるほど…てかそもそも葬式ってやれるの?
播磨
やらなくても腐敗とかしてて無理でしょ
五十嵐麗華
てかいつ死ぬかわからないから早く入ってほしいんだけど…
播磨
あ!ごめんごめん!
ズギッ
五十嵐麗華
『これで良いでしょ?』
五十嵐麗華
「ッうん、てか入るたび痛くなってるんですけど…」
五十嵐麗華
『あぁ、まぁ明日になれば痛みはリセットされてるよ』
五十嵐麗華
「なら良いけど…」
五十嵐徠斗
どっちがどっちかよくわからないな…
五十嵐麗華
『あー、確かにね』
五十嵐麗華
『なら、僕の時は関西弁にするよ!』
五十嵐徠斗
僕って…播磨のほうか?
五十嵐麗華
『そうそう!』
五十嵐麗華
『それならわかりやすいでしょ?』
五十嵐飾音
だね!
五十嵐麗華
『ほんなら関西弁にするわ』
五十嵐麗華
「てか、これからどうする?」
五十嵐徠斗
そうだな…麗華はどうしたいんだ?
五十嵐麗華
「僕は、この世界を元に戻したい」
五十嵐麗華
『魔物とかがいない世界にするんか?』
五十嵐麗華
「だね」
五十嵐麗華
「いくらこのままの世界が平和であろうと、僕は元の世界が良い」
五十嵐飾音
なら、みんなでもとに戻そ!
五十嵐麗華
「え?いいの?」
五十嵐麗華
「もとに戻すなら私と播磨だけでもいいけど…」
五十嵐飾音
私もお姉ちゃんと同じ!
五十嵐飾音
もとに戻したいもん!
五十嵐徠斗
だな、
五十嵐徠斗
なら、みんなでその目標を叶えよう!
五十嵐麗華
「うん!」
【播磨】……
【播磨】ホンマに、馬鹿やなぁ
【播磨】まぁ、真実を知らんからしゃあないか
【播磨】…もとに戻すなんて
【播磨】絶対に不可能やのに
主
すみません!1シーンだけになってしまいました!
主
ちなみに悪魔達に能力はございません!
主
死体に入ってその死体を自分の体にするだけです!
主
それでは!また次回お会いしましょう!