桃
青
俺の目線の先には、ついこの間転校して来た青がいる。
少し悲しげに外を見つめる青。青の綺麗な水色の髪は、夕陽に照らされてキラキラと輝いている。
青が消えてしまいそうで、俺の目の前からいなくなってしまいそうで気がついたら声をかけていた。
桃
青
何言ってんの?こいつという顔で見つめてきた
桃
青
桃
青
桃
俺たちは、そんな何気ない話をして、いつの間にか「親友」という関係になっていた。
だけど、そんな生活も終わりが迫っていた。
青と出会って1年経ったある日、青は急にこんなことを言った。
青
今考えれば、なんであの時止めなかったんだろう、そう考えてしまう…
でも、あの時の俺はただの挨拶かと思い、
桃
と、返してしまった。
青
青は、悲しそうな、辛そうな顔をして、俺の顔を見つめてきた。
その時の俺は、意味が分からず、青の顔を見つめることしか出来なかった。
キーンコーンカーンコーン
チャイムが鳴り、俺たちは一言も言葉を交わさず、家に帰った。
さちダヨ(◍︎•ᴗ•◍︎)
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