TellerNovel

テラーノベル

アプリでサクサク楽しめる

テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

シェアするシェアする
報告する

ドタドタバタバタ

七松小平太

利梵!鍛錬だ!約束しただろう!?

姫野利梵

そうだったな、忘れてた。なら、行くか。

七松小平太

鍛錬ドンドーン!!

姫野利梵

私で良かったのか?小平太

七松小平太

何を言う、利梵だから良いんだ!

姫野利梵

…そうか

姫野利梵

じゃあ、始めようか

七松小平太

あぁ、いつでもいいぞ。

ガキィン‼

七松小平太

なかなかやるなぁ、利梵!

姫野利梵

小平太こそ、さぁ、まだまだ行くぞっ!

キィィン!

七松小平太

…私の勝ちだな、利梵!

姫野利梵

ありがと、小平太。さぁ、そろそろ帰るか。時間も大分経っただろうし。

七松小平太

そうだな!私、風呂にも入りたい!

姫野利梵

あぁ、そうだな。

七松小平太

そうだ!

姫野利梵

七松小平太

利梵も一緒に、風呂に行かないか!?

姫野利梵

ちょ、待て、僕は後で良い!小平太だけ先に入ってこい!

七松小平太

何故そんなに頑なに拒むのだ!私とお前の仲だろう!?

姫野利梵

だからこそだ!

立花仙蔵

おや、小平太と利梵か。どうした、鍛錬終わりか?

潮江文次郎

鍛錬だと!?何故俺を誘わないのだ!

中在家長次

……利梵、お疲れ。

食満留三郎

やかましいぞ文次郎!利梵達も今から風呂か?

善法寺伊作

でも珍しいね、利梵が誰かと入るなんて…。

七松小平太

ほら!利梵も観念して、私達と一緒に…

姫野利梵

っ…見るなぁッッ!!!

潮江文次郎

お、おい、小平太!今のは…?

食満留三郎

利梵、アイツ今、サラシ巻いてなかったか!?

姫野利梵

はぁっ、はぁっ…

姫野利梵

…独りには、なりたくない。

七松小平太

利梵ッ!!

姫野利梵

なっ…離せ!離せ、小平太!

七松小平太

待て、利梵!話を聞いてくれて!

姫野利梵

嫌だ、嫌だ!離せよぉっ…!!

姫野利梵

…こ…へぇた…ごめん

七松小平太

…私こそ、ごめんな。護ってやれなくて…

善法寺伊作

小平太!利梵!

中在家長次

…どうかしたのか、小平太。

七松小平太

…私、利梵に酷いことした。

姫野利梵

ううん、小平太は全然悪くないよ

姫野利梵

隠してた私が悪いから

善法寺伊作

…話聞くよ、みんな医務室で待ってるよ

食満留三郎

まさか、小平太にも、隠していたとは。

七松小平太

全然気づかなかったぞ!

姫野利梵

そりゃ、小さい頃から隠してたからね

中在家長次

…何故隠していた?

姫野利梵

母上から言われて

姫野利梵

母上は男の子が欲しかったみたいで私が女で産まれたから

姫野利梵

母上は怒って私を男として育てることにしたみたいで

姫野利梵

もし女の態度を取ったら暴力されるし、それで少しでも強くなろうと小平太と一緒に忍術学園に通うことにしたの

善法寺伊作

そんなことがあったんだね

七松小平太

でもそれ母上から言われたんだろう

七松小平太

ここにはお前の母上はいない

七松小平太

無理して男のフリをする必要はない

七松小平太

利梵、細かいことは気にするな!

立花仙蔵

小平太の言う通りだ。

立花仙蔵

お前が男だろうとも女だろうともお前は姫野利梵だ。

七松小平太

俺は利梵がいればそれで良い

姫野利梵

…小平太、ありがと。

💨💣

学園長先生

利梵、やっと言えたようじゃな

全)学園長先生!!

姫野利梵

何か用ですか

学園長先生

利梵はこれから女忍たまとしてやってもらう

学園長先生

新しい制服と普段着じゃ

姫野利梵

普段着まで

学園長先生

お前が持っとる服はほとんど男物だったからのう

姫野利梵

勝手に押し入れの中身見たんですか

学園長先生

すまん、三郎と一緒に見てしまった

学園長先生

それより、これじゃ着てみるといい

姫野利梵

ど、どうですか////

姫野利梵

こういう私服着たことないので////

七松小平太

…綺麗////

姫野利梵

えっ!?

七松小平太

いや、ちがッくわないけど////

学園長先生

ホッホッ青春じゃのう

立花仙蔵

小平太にも春が来たのか

善法寺伊作

いつくッ付くんだろう?

小平太の幼馴染は女の子

作品ページ作品ページ
次の話を読む

この作品はいかがでしたか?

8

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚