潔
よっし。準備おっけ。
氷織
潔くん。ほんとに出るん?
黒名
やっぱり出ない方が……
潔
いいんだ。
薬も飲んだし。大丈夫
薬も飲んだし。大丈夫
黒名
無理って思ったら、倒れていいから
氷織
周りの目なんか気にしないでええよ
黒・氷「俺・僕らが支えるから」
潔
ありがとな。
ほら、試合行くぞ
ほら、試合行くぞ
黒名
おう
氷織
うん。頑張ろ
潔
バタンッ
カイザー
よいしょっ。
カイザー
おい、誰か濡れたタオル持ってこい
潔
ゴッホゴッホゴッホゴッホ。
カイザー
潔。落ち着け。深呼吸。
カイザー
深呼吸することに集中するんだ
潔
スゥーハァー
カイザー
よし、いい子だ。
それを続けろ
それを続けろ
黒名
はい。濡れたタオル。持ってきた
カイザー
礼を言う
氷織
なんで濡れたタオル……?
カイザー
多分熱がある
一同・「?!」
黒名
まじか
氷織
全然気付かへんかった
凪
潔、熱あるの?
カイザー
多分な。触った感じすげぇ熱い
玲王
冷たい水持ってきた
カイザー
ああ。
潔
ゴッホゴッホ。
カイザー
大丈夫か?少し落ち着いたか?
潔
ああ……。少し……。
カイザー
俺がお前を運ぶから大人しくしてろ
潔
ああ。わかった……
カイザー
寝ててもいい
凛
チッ
蜂楽
凛ちゃん嫉妬?w
千切
最近、よく潔のこと見てるよな
そんなに見るのなら行けばいいのに
そんなに見るのなら行けばいいのに
凛
うるせぇな。黙れ。
なんであいつのために行かなきゃいけねぇんだよ
なんであいつのために行かなきゃいけねぇんだよ
凛
(2人になりたいけど、アイツらが邪魔で
2人になれねぇんだよ……)
2人になれねぇんだよ……)