テラーノベル

テラーノベル

テレビCM放送中!!
テラーノベル(Teller Novel)

タイトル、作家名、タグで検索

ストーリーを書く

Hrt.

休んでよかったかな。

僕はSNSを見ていた。

するとそこに

"若井のギターって誰でも弾けるよな笑"

"若井のギターって正直言うと下手"

"こいつがミセスのビジュ担当か?笑"

"こいつおもんないしイケメンじゃないし"

"若井ってミセスに要らんよな笑大森と藤澤が可哀想"

"フェーズ2になってから落ちたな。"

Hrt.

あ"ぁ"、!!

僕はスマホを投げた

Hrt.

なんで、!?

Hrt.

僕だって2人に頑張って追いつこうとしてるのに、!!

僕またリスカをしてしまった

Hrt.

もう両腕には大量の傷。

Hrt.

僕ミセスに必要かな。

Hrt.

こんなに叩かれるんだったら

Hrt.

いっその事辞めたい。

Mtk.

涼ちゃん若井から連絡きた?

Ryok.

んー

Ryok.

特にかな。

ここ最近若井の様子がおかしい

もう何十年いたからわかる。

既読もつくのが遅い。

それに目の下には大量の隈

明らかに痩せている。

Mtk.

どうしたんだろうね。

Mtk.

帰り若井の家行く?

Ryok.

うん。

Mtk.

Mtk.

ねぇ涼ちゃん

Ryok.

どうしたの?

Mtk.

若井消えないよね?

Ryok.

、!

Ryok.

消えないよ、!

Mtk.

ほんとに、?

元貴が震えた声で言う。

Mtk.

ミセスやめたりしないよね、?

Ryok.

しないよ、!

Mtk.

もう僕これ以上失いたくないよ

Ryok.

大丈夫

Ryok.

元貴には僕がいるから。

Ryok.

安心して

Ryok.

僕は辞めないよ

Mtk.

涼ちゃん…泣

Ryok.

Hrt.

もう辞めたい

するとそこに

Hrt.

は、

Hrt.

なにこれ

Hrt.

俺こんなこと言ってないんだけど。

そこにはまるで俺が言ったかのようにまとめられていた

Hrt.

どこまで俺を落とすつもり。

もう誰も信用できない

Mtk.

涼ちゃん

Mtk.

この記事見た?

Ryok.

ん?

Ryok.

え、?

Ryok.

なにこれ、

Ryok.

本当に若井が言ったの?

Ryok.

めっちゃショック。

Mtk.

若井がこんな事言うなんて。

Mtk.

後で問い詰めよ。

Ryok.

…泣

Mtk.

涼ちゃん大丈夫だよ

Mtk.

僕がいるから。

Ryok.

僕やっぱり要らないのかな、

Mtk.

Mtk.

いるに決まってるよ!

Mtk.

涼ちゃん大好き!!

Mtk.

ギュ

Ryok.

元貴……泣

Hrt.

Hrt.

今SNS見たらやばいよな。

Hrt.

俺こんなことしてないのに

恐る恐る見た。

"え?あのひろぱが?"

"謝罪案件待ってまーすwww"

"ミセスはやっぱりゴミだな"

"やっぱり見た目からして言いそうだもんな"

"そろそろ解散しちゃう?w"

"これが2年レコ大とったバンドか?w"

Hrt.

Hrt.

もう無理だ。

Hrt.

もう消えたい

Hrt.

僕はこんなことしてない

Hrt.

皆は騙されてるのに。

Hrt.

もう外にも出れない

Hrt.

Hrt.

人間って怖いね。

Hrt.

これからどうやって生きろって言うんだよ。

この作品はいかがでしたか?

286

コメント

0

👏 最初のコメントを書いて作者に喜んでもらおう!

チャット小説はテラーノベルアプリをインストール
テラーノベルのスクリーンショット
テラーノベル

電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
もっと読みたい!がどんどんみつかる。
「読んで」「書いて」毎日が楽しくなる小説アプリをダウンロードしよう。

Apple StoreGoogle Play Store
本棚

ホーム

本棚

検索

ストーリーを書く
本棚

通知

本棚

本棚