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みなさん、どうも!

今回は凪のために潔が可愛くなろうとするけどズレたお話です!

そのままでも十分可愛すぎますけどね…!

※口調 キャラ崩壊

※腐向け

※ちゃっかり同棲

※謎軸

本当になんでもいいよ!かかってこい!って方だけお進み下さい!

では、どうぞ!

スタート

潔 世一

うーん…

俺は潔 世一

今、俺はスマホと睨めっこをしている

そのサイトには「可愛くなるためには」のピンク色の文字がでかでかと書いている

なぜ、俺がそんな女の子が見るようなサイトを見ているのか経由を話そう

あれは飲み会での出来事だった

蜂楽 廻

潔〜!

潔 世一

蜂楽?

千切 豹馬

蜂楽、お前酔すぎw

蜂楽が頬を真っ赤に染めながら、俺に話しかけてきた

蜂楽 廻

ねぇねぇ、好きなタイプの話しない?

それまでは普通に雑談をしていたが、蜂楽がもってきた話題によって盛り上がった

俺は少ししんどかったので、お手洗いにいったのだが

帰ってくると凪が絡まれており、ふと聞いてしまった

凪 誠士郎

タイプ……

凪 誠士郎

可愛い子……かな

俺は驚いた

まさか凪にもタイプがあるとは思わなかった

しかも、可愛い子?

俺と凪は付き合っている

でも凪は可愛い子が好きだという

俺は複雑な思いとショック、驚きが混ざり

そこからどうやって帰ったか覚えていない

潔 世一

はぁ…

潔 世一

可愛いってどうすりゃいいんだよ…

どれもこれも、女向けのサイト

はぁ…仕方ない

潔 世一

女装するか

糸師 凛

ひとつ聞いていいか?

潔 世一

糸師 凛

なんでそうなった

潔 世一

え、だから…

糸師 凛

いいか?

糸師 凛

女装なんかしなくてもお前は……

潔 世一

……?

潔 世一

俺は?

糸師 凛

…いや、なんでもねぇ

糸師 凛

つーか、そんなもんに悩む暇あるならその小さな脳みそをもっと別のことへ使え

潔 世一

なっ…!

潔 世一

そんな言わなくてもいいだろ

潔 世一

せっかく考えたのにー!

糸師 凛

ふん

俺は今、凛に相談をのってもらいにきた

いや、正確に言うと俺が凛の家に凸った

嫌々ながらもリビングまで通してくれたのは優しいが、俺の考えが貶されるのは気分が良くない

潔 世一

じゃあ、どうすればいいんだよ

糸師 凛

………

糸師 凛

SNSにお前が好きなもんとか載せれば

潔 世一

きんつば?

俺がそういうと凛が何かを想像したようで頭をふり、かき消した

糸師 凛

却下

潔 世一

えぇ…

かと思えば、否定されるという…

糸師 凛

もっとあんだろ

糸師 凛

ケーキとかそういうの

潔 世一

スイーツ?

糸師 凛

あぁ

潔 世一

でもスイーツ乗せるだけで可愛くなれるか?

糸師 凛

…少なくともSNSでは可愛くなれるだろ

潔 世一

でも俺は…

糸師 凛

あいつはよくスマホでゲームしてる所を見かける

糸師 凛

だからSNSもそれなりに見てんだろ

「あいつ」というのは凪の事だろう

潔 世一

そうか?

潔 世一

でもスマホ見るとしてもゲームくらいじゃね?

糸師 凛

分かんねぇだろ

潔 世一

まぁ

潔 世一

じゃあさ

糸師 凛

んだよ?

潔 世一

スイーツの写真載せるために俺とカフェ巡りしよーぜ

糸師 凛

は?

潔 世一

そんな怖い顔すんなって

潔 世一

だからお友達いないんだぞ〜

糸師 凛

殺す

潔 世一

はい、決まり

糸師 凛

殺す!!!!

ということで、俺達はカフェ巡りをしに休日に外へ足を運んだ

糸師 凛

はぁ…なんで俺が…

潔 世一

あ、あそこのカフェ気になってたんだ!

潔 世一

いこーぜ!

糸師 凛

ちょ、おまっ!

俺は凛の引き止める声も聞かずに腕を掴んで店内へと入った

潔 世一

うわぁ!美味そう!!

糸師 凛

げっ

糸師 凛

それ、全部食べんのか?

潔 世一

あったりまえじゃん!

潔 世一

あ、そうだ写真

俺はパンケーキを頼んだ

どうやらこのお店のオススメらしく、綺麗に果物が盛られていた

俺はサイトで写真の撮り方を学んだのでそれを生かし、色んな角度から何枚も撮った

その間、凛は珈琲を啜っていた

潔 世一

撮れた!

糸師 凛

そうかよ

俺はなれない操作でSNSに1番うまく撮れた写真を載せた

糸師 凛

友達になった覚えはねぇ

潔 世一

またまた〜

潔 世一

ここのクレープも美味しいんだぜ!

糸師 凛

げっ、体に悪いぞ…

潔 世一

いつも運動してるし、今日くらい平気!

そういって俺はきんつば風味のクレープを頼んだ

凛の分も頼もうとしたが、それは凛によって止められた

潔 世一

なんでだよ!いいじゃん〜

潔 世一

2人でクレープもって、写真撮るのも可愛い子がやりそうなのに!

糸師 凛

だからって俺を巻き込むな

潔 世一

じゃあ2つ食べるからせめて一緒に写真撮ってくれ!

糸師 凛

2つ…

凛は「嘘だろ…」とでも言いたげな表情をしていたが、俺は気にせず頼んだ

潔 世一

お姉さーん!あと、この…

糸師 凛

俺食ってねぇのに…

潔 世一

次、いくぞ!

糸師 凛

げっ、まだ食うのかよ?!

潔 世一

ここも有名なんだよな!

潔 世一

特にこのパフェ

糸師 凛

お前イカれてやがる…

俺はスイーツが盛り付けられた大きめのパフェを頼んだ

凛はなぜかげんなりしているが、無視無視

本日3回目の投稿となるが、まぁいいだろう

次からはもっと控えるようにするから今日は沢山の投稿を許して欲しい

俺がルンルンとパフェを味わっていた時だ

後ろから気配がした

気になって後ろを向くと、そこにいたのは

凪 誠士郎

潔…

潔 世一

凪?!

俺がカフェ巡りをするきっかけとなった凪がいた

潔 世一

なんでここに…?

凪 誠士郎

投稿をみて、そこの近くの周辺を回ってれば会えると思ったんだ

潔 世一

会えると思ったって……

潔 世一

そもそもなんで会おうと…

凪 誠士郎

気になったから

凪 誠士郎

誰と

凪 誠士郎

どこで

凪 誠士郎

何をしているのか

凪 誠士郎

何を食べているのか

俺は凪の圧に負けそうで思わず、凛の方を見たが何故かいなくなっていた

潔 世一

あいつ…!

凪 誠士郎

ねぇ、潔

凪 誠士郎

なんでこっち向いてくれないの?

凪 誠士郎

俺よりあいつがいいわけ?

潔 世一

い、一旦、落ち着こう?

凪 誠士郎

…………はぁ

凪 誠士郎

それ食べたら帰るよ

潔 世一

…うん

俺は美味しいパフェを食べたはずだが、なぜか味が分からなかった

凪 誠士郎

それで、どういうつもり?

ソファの上には凪

ソファの下には正座している俺

そう、俺は今説教をされている

なぜだ

なんでこうなった

潔 世一

え、えっと…

凪 誠士郎

俺がいながら堂々と浮気?

潔 世一

う、浮気…?

凪 誠士郎

俺が来てから察してすぐに出てったけど、あれは浮気でしょ

潔 世一

いや、俺はただ…

凪 誠士郎

ただ?

潔 世一

可愛くみせるためにSNSから可愛くしようと…

凪 誠士郎

凪が意味が分からないという表情をしている

俺も自分でも何を言っているのか分からなくなった

2人してクエスチョンを浮かべる

凪 誠士郎

…とーにーかーく

凪 誠士郎

なんでデートしてたの?

凪 誠士郎

しかもよりにもよってあいつだし…

潔 世一

いやーそのー…

俺は言うか迷った

だって、普通に恥ずかしい

凪が可愛い子がタイプだから俺もなろうと思ったって

男の俺がそれを言うのは少し躊躇する

凪 誠士郎

潔が話すまでずっとこのままだよ?

それは嫌だ

いい加減、足が痺れてきている

言うしかないのか…

潔 世一

…凪が

凪 誠士郎

俺?

潔 世一

その…タイプ…が…

凪 誠士郎

タイプ??

潔 世一

かわ…

凪 誠士郎

潔 世一

凪が!好きなタイプは!可愛い子!って!

潔 世一

言ってたから!

凪 誠士郎

え?

潔 世一

だから!

潔 世一

凛に相談に乗ってもらったの!

潔 世一

最初は女装しようかと思ったけど、凛に貶されて!

もういいや、全部話しちゃえ

潔 世一

そしたら!まずはSNSを可愛い子風?にすればいいんじゃないかって

潔 世一

話になって…

凪はだるそうな目を見開いた

なんだかとても恥ずかしい

気まづくて目を瞑って待っていると凪がいう

凪 誠士郎

女装っていった?

潔 世一

…へ?

俺は突然なんだ?と首を傾げてみせる

凪 誠士郎

…よし

何がよしなんだ?

凪 誠士郎

女装したら許してあげる

潔 世一

まじ?やっt…………え?

拝啓、お母様

俺は初めて男のプライドと言うものを捨て、女装をしてしまいました。

今まで大切に育ててくれていたのにごめんなさい。

恥ずかしくて死にたくなったので、凪……恋人を殴ってしまったのをどうかお許しください。

潔 世一 より

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コメント

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殴られた凪は、その後どうしたんだろうか。

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