マイキー
ボスは私にそう言った
○○
マイキー
○○
○○
マイキー
ボスの返事が冷たく
その場の空気も冷めてしまった
○○
○○
引き止めてしまったボスに
なにか話そうと思って出た質問
気にはなっていたけど
ボスにとっては心底くだらない質問だろう
マイキー
○○
私はその言葉を、理解できなかった
マイキー
マイキー
そういったボスはくるりと背を向けて
部屋に入っていった
ガチャ
扉が完全に閉まったら、強ばっていた
全身の力が抜けていった
○○
○○
私は洗面所に向かい、シャワーを浴びた
夜の廃病院
もう何日かいるけど
やっぱり居心地悪く
○○
自分の部屋に着くまでが
いつも長く感じる
ガチャ
○○
最悪だ
蘭
どうしてこんなについてないんだろう
ただお風呂はいって寝るだけなのに
蘭
私と会って機嫌を一瞬で悪くした灰谷さん
私は声をかけられる前に部屋に行こうと
歩みを速める
蘭
○○
灰谷さんのどす黒く低い声
怖い...
蘭
飛んだとばっちりだな
蘭
私が灰谷さんに何か言い返せる訳ではなく
黙って俯いていた
ガン!
蘭
蘭
鋭い音がした方を見ると
灰谷さんの拳で
壁に穴空いていた
ぎょっとしたのも束の間
すぐさま別の光景が視界に入ってきた
少しばかり空いていた扉
ベッドには裸で寝ている愛がいた
○○
私は絶句した
蘭
蘭
私の視線に気づき
灰谷さんは扉を閉めた
蘭
蘭
○○
そんなの、私が知るわけないじゃない
下唇を噛むと、血の味がした
強くかみすぎたみたい
蘭
蘭
バカにするような灰谷さんに
腹が立つ感情があったけど
そんな感情ぶつけることは出来ない
蘭
またか
蘭
蘭
蘭
蘭
○○
なんで、私がここまで言われなきゃいけないんだろ
蘭
蘭
私の目が気に入らなかったのか
私の頬を片手で掴んで顔を近づけてくる
○○
咄嗟に避けようとしても
力が強くて動けない
○○
蘭
○○
そこまで言ったところで
まずいと思った、
でももう、止まることは出来なかった
○○
○○
蘭
蘭
○○
蘭
○○
○○
○○
○○
蘭
○○
○○
○○
蘭
何も言わない灰谷さん
どうして、と思っていたら
銃を向けられた
○○
蘭
○○
蘭
○○
○○
○○
○○
○○
マイキー
蘭
○○
九井
ゾロゾロと部屋から幹部たちが出てきた
もう何も取り繕うことも出来ない
コメント
2件
続きいつ出ますか?