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新幹線に揺られ兵庫に到着 懐かしいという気持ちはなかった
宮 奏
小学生中学年まで一応住んでたのに特に思い出も何もでてこなかった
父
キョロキョロと母がいる車を探す
母
宮 奏
母さんだ、顔だけは覚えてる あと怒られた時のこととかぐらい
母
宮 奏
車に長い時間乗り家に着く あぁ、こんな家に住んでたな私
母
父
父さんは緊張してるみたい 私は不安でしかなかった いくら3つ子って言ってもただの他人のような距離感にしかなれないと思う 性別も違うし、性格も似てないし
父
宮 奏
父さんはこの家に帰ってこれたのが嬉しいみたい 私東京の家の方が好きだったなんて言ったら怒られるかな、ダメだよね
色々な荷物を車からリビングへ運ぶ 侑と治の姿はなかった
宮 奏
ソファが昔とおんなじ 物の配置があんまり変わってない 後ろから父さんがコソコソ話しかけてくる
父
宮 奏
父
コソコソ話しかけてくるから深刻なことかと思ってしまった 私も挨拶しに行くかと思い侑と治の部屋に向かう
宮 奏
コンコンとノックする ガチャッと扉が開き額をぶつける
宮 治
いや本当に身長高いな? 私が身長低いのって兄弟に栄養取られたんじゃ、、などと考える
宮 奏
宮 侑
部屋から私のことを見ていた侑が呟く
宮 奏
宮 治
扉をまぁまぁ強く閉められる 前髪がちょっとなびいた
宮 奏
その日の夕飯から一緒に生活しているが特に侑と治との会話は無く、母さんともあまり喋っていない 明後日から新しい学校での生活が始まる