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ruru🎼

18話目です!

ruru🎼

習い事行ってる間に300超えててびっくり( ᐛ )

ruru🎼

指折れてない??大丈夫??

nmmn注意⚠️ キャラ崩壊注意⚠️ 世界観めちゃくちゃファンタジーです( ᐛ )⚠️ あとめちゃくちゃ厨二です⚠️ 誤字脱字注意⚠️

ruru🎼

ご本人様には一切関係ございません!
苦手な方はback推奨!!

ruru🎼

では!

ruru🎼

どうぞ!!

みこと-聖命ノ契

死ぬことに、意味は無いと思うんよね

みこと-聖命ノ契

でも……生きることにも、たまに意味が見えなくなる

柔らかな笑みとともに、黄泉坂みことは語った。

彼の背後には、死者の契印が静かに浮かぶ。

黄金の命脈、そこには古代の契約文字が刻まれていた。

《聖命ノ契》__黄泉坂みこと。

その力は、「死者蘇生」。

代償は、自分の“未来”を切り捨てること。

契約の力を使えば使うほど、みことは“明日”を失っていく。

さらに彼の奥義__

《双命契約》

みこと-聖命ノ契

命を半分に割る

みこと-聖命ノ契

君と俺、どちらかが死ねば、もう一方も確実に死ぬ

狂気じみたその力を、彼はあくまで笑顔で使いこなす。

けれど__

仲間たちは知っている。

彼の瞳の奥に、どこか“壊れたような寂しさ”が宿っていることを。

その日、六人は敵拠点のひとつ「無垢の結界域」に侵入した。

多数の人々が“命を失いかけたまま”封じられている場所。

全員が昏睡状態、心臓の鼓動すら止まっているのに、死んでいない。

みこと-聖命ノ契

……生と死のあいだ、か

みこと-聖命ノ契

こんな場所、嫌いだなぁ

みことが呟いた瞬間、敵の気配が迫る。

現れたのは、“魂喰らい”と呼ばれる異形。

人の魂を糧に、生と死の境を彷徨う存在。

その攻撃は、命そのものを刈り取る。

みこと-聖命ノ契

こさめちゃん、そっち任せていい?

みこと-聖命ノ契

俺、ちょっと無茶するから

こさめ-蒼流

でもっ……

止めようとするこさめを置いて、みことは自ら敵の核へと突進していく。

敵の刃が彼の身体を貫いた瞬間__

みこと-聖命ノ契

『我が契約は命を超え、その呼び声に応えん__』

みこと-聖命ノ契

『我と汝の命を重ねることで、たとえ世界が否定しようと__』

みこと-聖命ノ契

『《双命契約・命環ノ環(めいかんのわ)》!』

黄金の輪が展開され、みことの身体から放たれた命の光が、昏睡状態の人々へと注がれていく。

一人、また一人__

心臓が脈動を取り戻し、息が戻る。

だがその度に、みことの髪が白くなり、呼吸が荒くなる。

みこと-聖命ノ契

……いいよ

みこと-聖命ノ契

俺は、君の未来の中に残れたら、それで__

叫んだのはすちだった。

すち-静緑ノ時

みこちゃん!!限界だよ、それ以上使わないで!!

みこと-聖命ノ契

うーん……“俺の明日”は、今日で終わりかもなぁ……

笑いながら、みことはふらりと倒れた。

夜。

治療室。

薄暗い光の中、彼はぼんやりと天井を見ていた。

みこと-聖命ノ契

ねぇ、なっちゃん

みこと-聖命ノ契

もしなっちゃんが、誰か一人を助けるために、“自分の未来”を全部捨てるって言ったら、止める?

なつ-焔影

……俺は止める

なつ-焔影

でも__

なつ-焔影

お前がそうしようとするなら、背中は支える

なつ-焔影

絶対に独りにはさせない

みこと-聖命ノ契

ふふ……それなら、俺も大丈夫かな

みことは、安堵の笑顔を浮かべた。

過去__

黄泉坂みことは、双子の兄を亡くしている。

あの火災の日、生き残ったのに、煙を吸いすぎて寝たきりだった。

けど、その目が開くことはもう無かった。

医療の手が届かず、ただ見送るしかなかった少年時代。

その時、彼は願った。

みこと-聖命ノ契

俺の命でいいから、あの人を__

その時、声が響いた。

契約するか?命の等価交換を

みことは迷わなかった。

以来、彼は“命”の重さとともに生きている。

けれどその兄すら、今の彼はもう蘇らせない。

みこと-聖命ノ契

命は、誰かの想いがあってこそ、生きてる意味があるから

朝。

みことは歩き出す。

失った未来の分、“今この瞬間”を、誰かのために使うために。

その背中に、光が差す。

それは__彼が確かに生きている証だった。

第18話・了

ruru🎼

おかえりなさい!!

ruru🎼

次回!

𝙉𝙚𝙭𝙩 ︎ ⇝♡190

ruru🎼

お願いします!

ruru🎼

では!

ruru🎼

ばいばい!!

その力、命と引き換えに。

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