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〜授業中〜
愛美
はぁ
愛美
授業もまともに集中できない
愛美
成績も落ちるだろうなぁ
キーンコーンカーンコーン
先生
はい、これで終わります
愛美
やっと終わった…
〜昼休み〜
※愛美はクラスには仲良しが 居ないため、基本1人です
海斗
愛美ちゃん
愛美
ふぇ？！
ボーッとしていた時、 いきなり話しかけられ 思わず変な声が出る
愛美
は、は、はい
愛美
何でしょう？
海斗
さっきの地理でやった所さ
海斗
全く理解できなかったんだけど
海斗
教えてくんね？
愛美
え
愛美
あ
愛美
私もそんなに優秀ではないので…
愛美
他を当たって貰えますか
愛美
(私はもう好きじゃない！)
愛美
(こんな事で喜んでちゃダメ)
愛美
(今は美佳を応援するのよ！)
海斗
そっか
海斗
分かった
海斗は残念そうに くるりと背を向けて去った
愛美
なんか嫌だ
愛美
やっぱり好きで居てしまう
愛美
…でも
愛美
親友を裏切る事はできない
愛美
応援するって決めたもの！
その時
クラスメートA
愛美ちゃん
クラスメートA
美佳ちゃんが呼んでるよ
クラスメートに美佳が呼んでいると 言われ、慌てて廊下に出た
愛美
どうしたの？
愛美
美佳
美佳
あ、愛美
美佳
急に呼び出してごめんね
愛美
どうしたの？
美佳
あのさ
美佳
今日さ
美佳
海斗くんの誕生日じゃん？
また海斗くんか
愛美
うん
美佳
今日の帰り呼び出して
美佳
プレゼント渡そうと思ってるんだけど
美佳
愛美…
美佳
手伝って！！！
愛美
手伝う？
愛美
何するの？
その途端、チャイムが鳴った
美佳
やばい
美佳
戻らなきゃ
美佳
後は放課後話そ！
美佳
7限終わったらすぐ屋上ね〜！
美佳
海斗くんも来るから
美佳
海斗くんより先に着くように！
愛美
注文多いんだから…
愛美
好きな人が好きな人を手伝うのか…
愛美
地獄だろうな
愛美は放課後が来るのが恐くなった
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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