俺が王子様じゃダメなの？

なんで？なんでそんな泣きそうかな顔で見てくるの？

そう言うと翔太は 安心して 何事もなかったかのように 部屋をあとにした

はぁ、なんか眠れない、

なんで、なんだろ？

2人ともなんか焦ってたし なにに焦ってるんだろ

翔太くんは急にタイプの話するし

目黒くんは急に名前で呼んでって、

どうしたんだろ？

そんなことを考えてると 静かに扉が空いた

何故か怖くなり寝たフリをする

そして自分の隣に誰かが寝転がった

なんとなく翔太の方に顔を見せられない そう思って反対向きに寝てみると、

ぎゅう

何となくこのままだと寝れない気がして振り向いてみる

ちゅ

その瞬間が1時間くらい時間が止まってるんじゃないかと思うくらい 目の前にいる翔太が顔色一つ変えない

やっぱりなんか恥ずかしくて 反対を向く、

そう言って目を瞑ろうとした時 優しく抱きしめられた、

次の日

あ、そうだ、 昨日翔太が来て キスされて笑われて 寝てたわ