そらを起こすまでまだ時間がある。
ソファに腰をおろし、
なにをしようかなんて考えていると、
えいじ
えいじが眠たそうにつりめの隣に座る。
綺麗に赤く染まっている髪の毛は
所々跳ねていた。
つりめ
えいじ
えいじ
つりめ
えいじ
えいじは肘をついて考えるなり
えいじ
とつぶやいた。
つりめ
えいじ
つりめの唇に長い人差し指をくっつける。
えいじ
二日酔いのせいなのか、
えいじのせいなのか、
つりめは頭がクラクラした。
えいじはメンバーで、幼馴染で、
ましてや男なのに。
どうしてだろう。
好きになってしまいそう。
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