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ラガコ村ですッ!よ?

ガビ

ファルコ!そいつから離れて!

ファルコ

ガビ?

ガビ

あんたを巨人に食わせようとしている!

ファルコ

え?

カレン

コニー!

アルミン

コニー!辞めるんだ!

コニー

来るな!お前らが離れろ!

アルミン

コニー!

コニー

うるせぇ!聞きたくねぇ

コニー

何も言うな!お前らにはわかんらねぇよ!

コニー

こいつを生かした方が得って言いたいんだろ!

コニー

だから母ちゃんを諦めろって!

コニー

正しいお前らなんかに

コニー

馬鹿の事なんて分かんねぇよ!

ガビ

ファルコ!顎の力を使って!

ファルコ

顎の力?え?

ファルコ

ガリアードさんは?

ガビ

そんな…やめて!

ガビ

ファルコ!

アルミン

ガビ…コニーを許してくれ

ガビ

え?

プシュー

カレン

アルミン!

スタッ

コニー

おい!来るなっつったろうが!

コニー

おい…何するつもりだ

カレン

アルミンやめて!

コニー

何か言えよ!アルミン!

アルミン

さっき喋るなって言っただろ!

アルミン

だから行動で示すよ

カレン

?!

プシュー!!

シュー!

ドコトコドコ!

カレン

……

コニー

俺が助けなかったら

コニー

どうするつもりだったんだ?

アルミン

君のお母さんは人の姿に戻ってた

コニー

超大型巨人を継承してな

カレン

そうしたら

カレン

って言うか

カレン

顎を食わせても

カレン

コニーのお母さんが苦しむって事

カレン

コニーも考えれば分かってたでしょ…

コニー

母ちゃんには立派な兵士になれって言って

コニー

送り出された

コニー

なのに息子は

コニー

子供と友達を殺すかもしれなかった

コニー

そんな兵士になっちまったんだ

コニー

俺は…

カレン

……

アルミン

僕もだよ

アルミン

団長の代わりになれなかった

コニー

アルミン…カレン…

コニー

俺は母ちゃんに誇れる兵士になりたい

コニー

だから

コニー

困っている人を助けに行こう

祭りみたいなやつですw

カレン

エレンが全ての硬質化がとかれるって言ってたから

カレン

本当だと思う

カレン

そして硬質化が解かれたのなら

カレン

アニが復活した可能性もあ…

アニ

ゴホッ!!

カレン

?!

アルミン

ア…アニ?

ガビ

えぇッ?

ファルコ

え?

アニ

((モグモグモグモグ

アニ

((ゴックン

カレン

アァニィ!!

コニー

ダハハハハハハハ!!!

アルミン

えッ?

コニー

アニがパイを貪り食ってる!

コニー

アハハハハハハハ!!!

アルミン

やめなよコニー

コニー

汚ったねぇ食い方!

アニ

((パクッ

コニー

アッハハハハハハ!!!

カレン

4年ぶりのパイなんだからッ!

ハンジ

誰か手伝ってくれないかな?

ハンジ

睨み合ってないでさ

マガト

散々殺しあった者同士で飯を囲むか

マガト

面白いな

マガト

どうして気が変わった?

マガト

エレン・イェーガーを放っておけば

マガト

お前らが望む世界が手に入るのだぞ?

マガト

島の悪魔共の楽園がな

マガト

我々は後少しの所で

マガト

エレンとジークの接触を阻止できた

マガト

お前らが奴の手助けをしなければな

ハンジ

説明した通りだよ元帥殿

ハンジ

私達は虐殺なんて望んでない

ハンジ

じゃなきゃコソコソ森に逃げ隠れて

ハンジ

シチューなんか作ってないよ

マガト

つまり正義に目覚めたというわけか

ジャン

正義だと?

ジャン

今正義を語ったのか?あんたが?

ジャン

あんたらが送り続けてきた巨人に抵抗して来た俺達が

ジャン

悪だったのか?

ジャン

いいか?

ジャン

俺達が必死に戦ったのは

ジャン

巨人に食い殺されたくなかったからだ!

ジャン

それが悪魔の所業だって言いてぇのかよおっさん!

マガト

あぁお前達は悪魔に見える

マガト

パラディ島脅威論は現実となり

マガト

今や世界は滅びつつある

マガト

お前らが必死に戦った結果がこれだ

マガト

違うか?

ジャン

あのなぁ

ジャン

そもそも壁が破られて

ジャン

目の前が母親が食い殺されていなきゃな

ジャン

エレンはこんな事してねぇよ!

ジャン

地鳴らしまで追い詰めたのはお前らだろうが!

マガト

今更歴史の話か?

マガト

先にマーレを苦しめ

マガト

蹂躙したエルディアだって事ぐらいは

マガト

理解してるんだろうな?

ジャン

二千年前の事でいつまで被害者面してやがる

マガト

まったくガキと話しているようだ

マガト

そのような戯言が

マガト

実在する二千年の歴史に通用すると思っているのか?

ジャン

なんだと?

ハンジ

あぁ…やめよう

ハンジ

見た訳でもない二千年前のいざこざ話なんて退屈だ

ハンジ

ジャン

ハンジ

元帥殿は私達の存在に困惑しておられるのだよ

ハンジ

この島を根絶やしにしようとした世界の人々を

ハンジ

楽園を捨ててまで助けようとする奇怪な悪魔の存在に

ハンジ

私達は外の世界で数ヶ月暮らした

ハンジ

もう何も知らない島の悪魔には戻れない

アニ

それで…あんた達に殺せるの?

アニ

エレンを殺せるの?

ミカサ

エレンを止める方法は殺すだけじゃない

アニ

あんたならそう言うと思ったよ

アニ

それじゃ何?

アニ

説得でもするの?

アニ

それで考え直すくらいの奴が

アニ

人類大虐殺なんて実行する?

アルミン

それは分からないよ

アルミン

エレンと話してみないと

アニ

じゃあ対話が可能だとして

アニ

それでも虐殺をやめてくれなかったら

アニ

どうするの?

アニ

エレンが敵だとアホになるから分からないの?

アニ

やっぱりね

アニ

マーレに故郷を持つ私達が

アニ

エレンを殺そうのするなら

アニ

あんたらはエレンを守るために私達と戦うことになる

アニ

きっと

アニ

結局はそうでしょ?ミカサ

アニ

あんたにとってエレンより大切なものなんか

アニ

考えたこともないだろうね

ミカサ

つまり私を殺すべきだと

ハンジ

えぇ?!

マガト

レオンハート!

アニ

あんたの気持ちはよくわかる

アニ

私もエレンを止めたい理由はひとつ

アニ

マーレにいる父親を殺されたくないから

アニ

だからあんたの助けがいる

アニ

説得してエレンを止めることが出来るのなら

アニ

それでいい

アニ

少なくともその時までは

アニ

争うべきじゃない

ミカサ

……

ミカサ

分かった

カンカンカンカンカンカン

ハンジ

はいはいはい

ハンジ

さぁシチューが出来たよ!

ハンジ

食べよう

ハンジ

馬を休めても港まで最速ご時間かかる

ハンジ

頼りはアズマビト家だ

ハンジ

キヨミさんいわく

ハンジ

地鳴らしの視察用に飛行艇を港に用意してあるらしい

ハンジ

それを使えばあの始祖の巨人に近づける

マガト

やはり

マガト

アズマビトが裏で手を回していたのか

ハンジ

問題は始祖の巨人がどこにいるかだ

ハンジ

闇雲に飛んでもすぐに燃料は尽きる

マガト

そうだだからこいつをさらった

マガト

イェーガーがまず向かう場所はどこだ?

イェレナ

知るわけない

イェレナ

知ってたとしてなぜ私が答える必要が?

マガト

大陸のことを何も知らないイェーガーに

マガト

知恵を貸したのはお前だ

マガト

奴は前もって地鳴らしの進路を想定している

マガト

何らかの手掛かりはあるはずだ

イェレナ

クソ野郎

マガト

は?

イェレナ

なぜ私がマーレ人のクソ野郎に

イェレナ

協力する必要があるのかと聞いている

アニ

あんたの命をこっちが握っているからでしょ

ジャン

無駄だ

ジャン

死にたがってる

コニー

でも自分の故郷のために

コニー

マーレと戦ってたんだろ?

コニー

故郷がこのまま踏み潰されてもいいのかよ?

オニャンコポン

イェレナ?

マガト

構わないだろう

マガト

なぜなら

マガト

こいつも同じクソ野郎のマーレ人だからだ

ピーク

レベリトをで貴方にまんまとやられたからね

ピーク

イェレナ

ピーク

貴方の過去を洗いざらい調べて驚いた

ピーク

ごく一般的なマーレ人家庭の出自を

ピーク

マーレに併合された小国出身ど偽った

ピーク

ジークと初めて出会った時から

ピーク

マーレに失望していた貴方はある物語を作り出した

ピーク

それは

ピーク

王子様と世界を救う奇跡の物語

ピーク

自らを嘘で塗り固め人類史の刻まれんとする

ピーク

その欲深さに敬服したします

イェレナ

世界を救う

イェレナ

これ以上に人を惹きつける

イェレナ

甘美な言葉があるでしょうか?

イェレナ

何億もの命を救うという

イェレナ

崇高な胸の高鳴りに身を任せ

イェレナ

これまでの遺恨など

イェレナ

なきもののように喉へと流し込む

イェレナ

それが今私の目に映る

イェレナ

貴方方の姿です

イェレナ

少し思い出してみませんか?

イェレナ

ライナー・ブラウン

イェレナ

貴方が壁に穴を開けた事で

イェレナ

どれだけのエルディア人が

イェレナ

巨人に食い殺されたでしょうね

イェレナ

アニ・レオンハート

イェレナ

あなたも随分と調査兵団を殺したそうですね

イェレナ

ついでにストへス区でも大勢の住民を

イェレナ

踏み潰したとか

イェレナ

あぁもちろんパラディ島の皆さんも

イェレナ

普段は良識人の貴方が

イェレナ

あそこまで派手に軍港を破壊するとは

イェレナ

アルミン

イェレナ

民間人を含め

イェレナ

どれほどの死体の山と戦果を上げたことでしょう

イェレナ

皆さんのレベリオでの勇姿を私は忘れてはいません

イェレナ

特にジャン

イェレナ

あなたは車力を討つために

イェレナ

そこにいるファルコ少年を目掛け

イェレナ

勇猛果敢に雷槍を撃ち込みました

イェレナ

そしてそこにいる少女ガビによって

イェレナ

サシャが撃ち殺されました

イェレナ

サシャは本当にいい子でしたから

イェレナ

私も悲しかった

イェレナ

しかし訓練兵から家族のように一緒に過ごした皆さんの

イェレナ

悲しみと憎しみとは比べ物にならないでしょうが

ジャン

……

ジャン

プハァ~

ジャン

美味しいですハンジさん

ジャン

お代りありますかか?

ハンジ

あぁまだまだあるよ

ジャン

ありがとうイェレナ

ジャン

お互いの蟠りをここで打ち明けて

ジャン

心を整理さてようとしてくれてるんだよな?

ジャン

お前も大事な仲間の頭を撃ちまくってまで

ジャン

叶えたかった幻想的な夢がな

ジャン

全て無意味に終わって死にたがったのに

ジャン

気を遺わせちまったみたいだな

イェレナ

あぁ忘れてた

イェレナ

なんでしたっけ?

イェレナ

以前教えてもらった貴方の親友の名前は…

イェレナ

そうだマルコだ

イェレナ

確か

イェレナ

彼の死にアニが関わっていると言ってましたよね?

イェレナ

もう聞いたんですか?アニからマルコの死の真相を

アニ

私がマルコから立体機動装置を取り上げた

アニ

だからマルコは巨人に…

ライナー

アニは俺命令に従っただけだ

ライナー

マルコは俺とベルトルトの聞かれてはいけない会話を耳にした

ライナー

俺は正体がバレるのを恐れて

ライナー

マルコが巨人に殺されれば

ライナー

上手く口封じができると思った

ライナー

俺は…マルコを空中で屋根に叩き付け

ライナー

動けないように押さえ付けている間に

ライナー

アニに立体機動装置を外させた

ライナー

マルコはその場から動けないまま巨人に食われた

ジャン

マルコは…

ジャン

最期に何か言ってたか?

ライナー

"俺たちはまだ話し合ってないじゃないか"って

ジャン

そうだ…そうだよ!

ジャン

俺達はろくに話し合ってもない

ジャン

だからどっちかが死ぬまで殺し合うみてぇな事に

ジャン

なっちまったんじゃねぇのか?

ハンジ

今からでも遅くないよ

ハンジ

これだけしのぎを削り殺しあった者同士が

ハンジ

少なくとも今は殺し合わずに言葉を交わしている

ハンジ

誰が想像できただろうか?

ハンジ

私達が火を囲んで食事をするなんて

ライナー

マルコが巨人に食われるのを見ながら俺は

ライナー

なんでマルコが巨人に食われているんだ

ライナー

と思って

ハンジ

えっ?

ライナー

そして怒りに任せて

ライナー

その巨人を殺した

ライナー

よくもマルコをとか言いながら

ジャン

もういいって

ジャン

罪悪感で頭がおかしくなっちまったんだろ?

ライナー

許さないでくれ

ライナー

俺は本当にどうしようもない…

ジャン

もういいって!

ライナー

すまない

ボコッ

ボコッ!

ライナー

う"ッ

ボコッ!

ボカッ!

コニー

おいジャン!

アルミン

駄目だ!

コニー

やめろって!

アルミン

ジャン!

ドコッ

ガビ

う"ッ!

ファルコ

ガビ!

ガビ

うぅッ…ごめんなさい

ガビ

私達は…

ガビ

パラディ島の貴方達を

ガビ

皆殺しにする事が希望でした

ガビ

世界から認めてもらい

ガビ

許してもらうために

ガビ

この島が…

ガビ

悪魔が消えてなくなる事を

ガビ

願い続けてました

ガビ

そしたらお父さんやお母さんが…

ガビ

レベリオのみんなが消えてなくなる事になりました

ガビ

ごめんなさい

ドサッ

ガビ

すごく図々しい事はわかっていますが

ガビ

皆さんの助けが必要です

ガビ

どうか…私達に

ガビ

力を貸してください!

ファルコ

お願いします

ファルコ

地鳴らしを一緒に止めてください

ガビ

お願いします

ファルコ

お願いします!

ガビ

お願いします!

ファルコ

お願いします!

ガビ

お願いします!

ファルコ

お願いします!

ジャン

離せ

コニー

どこ行くんだ?ジャン

カレン

ちょっとジャン?

ハンジ

ジャン!お代りどうするの?

ガビ

駄目だ行っちゃった

マガト

ガビ…

リヴァイ

うるせぇな…

ジャン

起きろ

ジャン

出発の時間だ

ガビ

協力してくれるの?

ジャン

あぁもちろんだ

ジャン

おら!いつまで寝てんだライナー

ジャン

怪我なんてとっくに治ってんだろうが

カレン

ジャン

カレン

こっちのも手伝って

ジャン

あ、あぁ

ガタガタガタガタガタ

ジャン

ガビ…

ジャン

蹴って悪かった

ジャン

大丈夫か?

ガビ

うん大丈夫平気

ジャン

そうか

ジャン

ライナーお前には謝られねぇからな

ライナー

あぁそれでいい

アニ

私は?

ガタガタガタガタガタ

コニー

あっ車力が

マガト

止めろ何かあったようだ

シュー

ピーク

湊が…

ピーク

港がイェーガー派に占拠されています

ピーク

おそらくは機関車で先回りしたのでしょう

ピーク

対巨人用装備の兵士が多く戦闘態勢でした

人類ではなく世界最強の兵士

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