テラーノベル
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しばらくして、膝で寝ていた甲斐田くんが目を覚まし、両手を伸ばし背中を丸めるように伸びをした。
knmc
甲斐田くんが腕に抱きついてくる。 甲斐田くんの今の中身は相当甘えたがりらしい。 嬉しそうな顔で僕の横に座る甲斐田くんを、僕は不思議な気持ちで見ていた。
甲斐田くんがしたことのない仕草。 でも姿かたちは甲斐田くんのままで。 僕は何をもって、甲斐田くんのことを ”甲斐田くん” だと認識しているんだろう。
kid
甲斐田くんが声を発する。
knmc
kid
猫の声のようでありながら、何かの単語を繰り返しているようにも聞こえる。
kid
knmc
まさか、もしかして。
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