昴月
俺が言うわけないじゃん。
昴月
…あ、でも、
昴月
「昨日の夜は菜月と2人きりで過ごした」
昴月
とだけ言っといたよ。
菜月
…っ!
菜月
そんなこと、
菜月
言う必要ないじゃん!
昴月
親切心だよ。
昴月
だって、
昴月
菜月のこと心配したままだと可哀想だし、
昴月
菜月としては「兄」と2人で過ごしただけなんでしょ?
昴月
…なら、
昴月
別にやましいことはしてないんだからさ、
昴月
隠す必要、
昴月
なくない?
菜月
(さっき千秋くんに無視されたってことは、)
菜月
(絶対私のこと軽蔑してる…、)
菜月
最悪だ…。
18:41
菜月
(そろそろ生徒に集合の合図かけないと、)
菜月
(けっきょく千秋くんとは話せてないし、)
菜月
…修学旅行だけは、
菜月
いい思い出にしたかったな…。
千秋
…。
菜月
…え、
菜月
千秋くん…っ!
千秋
…。
菜月の腕を引っ張る
菜月
…え、
菜月
ちょ…っ、
菜月
どこに行く気?
菜月
…そろそろ集合時間だからさっきの場所に居ないと、
千秋
…黙って。
菜月
ぇ……。
菜月
(こわい、)
菜月
(いつもの千秋くんじゃ、)
菜月
(ないみたい…、)
観覧車前
菜月
…え、
菜月
私…、
菜月
乗らないよ?
千秋
…。
千秋
お前の意思とか関係ない。
ドタッ(観覧車に乗せる
菜月
…痛っ、
菜月
なんで…っ、
千秋
…昨日、
千秋
昴月先生と寝たの?
菜月
…え、
♡が多かったら続編描きます🙇♂️