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今日 森一歌 は、病院に来ている。 先日、連日続く体調不良に遂に我慢できなくなり、かかりつけの病院へ行くと「検査に詳しい病院を紹介するから、そこへ行ってくれないかな?」と言われ、検査に向かった。 今日その結果がかかりつけの病院に届いたらしいので、学校終わりにやって来た。
看護師
森 一歌
診察室にて。
森 一歌
医者
医者
医者
医者
一歌は不思議と何も感じなかった。 その後の話の方が、一歌には苦痛だった。
医者
医者
医者
医者
医者
森 一歌
医者
医者
医者
医者
医者
その言葉を一歌にかけた時の表情は、凄く悲しそうだった。
森 一歌
看護師
看護師
看護師
森 一歌
帰り道にて。
森 一歌
森 一歌
森 一歌
普段いじめられ、家族にも無視され続ける一歌にとって、優しくしてくれていたかかりつけ医達の存在は大きかった。
森 一歌
森 一歌
森 一歌
森 一歌
沙友理 とは 、 中学1年生からの親友である 。 中学2年生になってから 、 沙友理の両親の転勤で隣町の中学校に転校してしまった 。 その為 、 いじめのことは知らない 。 お兄さん達のことも 、 仲が少し悪い としか伝えていない 。 ちなみに 、 まだ仲良しで 、 連絡を取り合う仲である 。
森 一歌
そんなこんなで、自宅に着く。
ドアを開け家へ入ると、居間から家族の幸せそうな声が聞こえてくる。
森 莉緒
森 優輝
森 心音
森 心音
森 一稀
森 水葉
森 水葉
森 真生
森 莉緒
森 心音
森 優輝
森 心音
森 心音
森 水葉
森 優輝
森 一稀
森 優輝
森 心音
森 一歌
森 一歌
誰にも気付かれないように洗面所で手を洗い、水を入れたコップを持って2階にある自室へ向かう。
自室に着いた一歌はコップを机の上に置き、壁にかけてあるハンガーに制服を吊って、私服に着替える。 リュックから病院から処方された薬を取りだし、水と共に飲む。
森 一歌
森 一歌
森 一歌
森 一歌
感心している。
森 一歌
余命1ヶ月なのに勉強しようとする一歌。 受験生とは言え、余命1ヶ月なら⋯としない人もいるだろう。 しかし、スマホを見ても一歌の悪口やいじめに関する会話で溢れかえっているのだ。 家の中での行動範囲も限られていて、自室の本棚には参考書しかない。 幼い頃両親に買ってもらった本は全部、兄達に奪われたのだ。 コップを机の上に置き、勉強を始める。
1時間ぐらい経った頃だろうか、ふとカレンダーを見る。
森 一歌
森 一歌
一歌は自分の誕生日が嫌い。 両親が亡くなった日だから。
森 一歌
残り29日
一歌の寿命が尽きるまでに、幸せになることができますように。
#切ない
きさ
76
耀聖(ようせい)
186
耀聖(ようせい)
353
コメント
1件
余命1ヶ月と聞いても実感が湧かない一歌さんの心境、すごく胸にきました。家族の楽しそうな団らんを横目に、誰にも気づかれないように自室へ戻る描写が切なくて…「秘密にしなきゃ」と思いながらも、薬の苦味に感心するような、普通の日常を続けようとする姿勢が痛いほど伝わってきました。続きが気になります…!