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みあ
２話です
みあ
どぞ！
瑞希(中３)
どうぞ。
瑞希(中３)
あ～あ…また一人になっちゃったな
瑞希(中３)
……類も卒業しちゃったし
瑞希(中３)
……ハァ
瑞希(中３)
本当に学校ってつまんないな……
ガチャ
瑞希(中３)
え？
類(高１）
フフ
類(高１）
やぁ、瑞希、遅くなってすまないね
瑞希(中３)
類！？どうして……
類(高１）
僕は言ったはずだよ？
類(高１）
仲間を見つけられるまで僕たちは屋上で会おうって
瑞希(中３)
あー…確かに言ってたね
瑞希(中３)
…嬉しいな...ﾎﾞｿｯ
類(高１）
そういえば瑞希、連絡先交換しないかい？
瑞希(中３)
え？いいよ
交換した
類(高１）
瑞希は今日もサボりかい？
瑞希(中３)
まぁね
瑞希(中３)
類もでしょ
瑞希(中３)
あ、でも類は授業をサボってるというより
瑞希(中３)
ここにいるってことは学校自体をサボってない？
類(高１）
フフ、そうだね(ﾆｺ
瑞希(中３)
あはは…。
類(高１）
まさか、ぼくが来ないと思ったのかい？
瑞希(中３)
うん、まぁね
類(高１）
僕は約束をちゃんと守るよ？
瑞希(中３)
あは、どうだか…
類(高１）
フフ
だが、ある日、瑞希が屋上に来なくなった＿＿
だが僕はそれでも屋上に来た
いったい何があったんだろう＿＿
類(高１）
瑞希……
瑞希(中３)
……ハァ
瑞希(中３)
もう、消えたいな
僕は虐めを受けるようになった＿
瑞希(中３)
僕は、類との約束も守れない、臆病な人間だな…
瑞希(中３)
……
類(高１）
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通話
00:00
瑞希(中３)
あっ電話…類からか…
心配させたかな？
いや、怒ってるのかもね。
このまま出なかったら＿
……出ないとダメか。
瑞希(中３)
ピッ
瑞希(中３)
もしもし？
類(高１）
『あっ瑞希。』
類(高１）
『今日はどうしたんだい？』
瑞希(中３)
え？
類(高１）
『屋上に来なかったから』
類(高１）
『なにかあったのかい？』
瑞希(中３)
……ッ
瑞希(中３)
類って本当に鋭いんだね。
類(高１）
フフ
類(高１）
『探偵と言ってくれ』
瑞希(中３)
それは無理かなー
類(高１）
『それで何があったんだい？』
瑞希(中３)
…虐められたんだ
類(高１）
！！
類(高１）
『何をされたんだい？』
瑞希(中３)
ただ暴力振るわれたり水かけられたり陰口言われたりしただけだよ
類(高１）
『そうか…って大事じゃないか！？』
瑞希(中３)
そんなことないよ、、僕は大丈夫(ﾆｺ
瑞希(中３)
これで類が助けても、悪化するだけ。
類(高１）
『そうだね。』
瑞希(中３)
だから余計なお節介はいらないよー(ﾆﾊﾟｰ
類(高１）
『…あっもうチャイムがなってるね。』
類(高１）
『じゃあね、瑞希』
瑞希(中３)
うん
瑞希(中３)
バイバイ
瑞希(中３)
ピッ
瑞希(中３)
……嬉しかったな。
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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