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スリーパーのお仕事

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スリーパーのお仕事

1 - スリーパーのお仕事

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2025年02月22日

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インタビュアーハッサム

こんにちは。

スリーパー

はい。本日はよろしくお願いします。

インタビュアーハッサム

では、まずあなた達はどんなお仕事をされているんですか?

スリーパー

はい。

スリーパー

僕たちの仕事はサイコキネシスを活かした運送業です。

インタビュアーハッサム

なるほど。

インタビュアーハッサム

一つ質問いいですか?

スリーパー

はい。

インタビュアーハッサム

あなたの特技は催眠術ですよね?

スリーパー

ええ、そうですが?

インタビュアーハッサム

あなたならもっと別の仕事のほうが稼げるのではないでしょうか?

インタビュアーハッサム

ホラ、その、もっと裏の仕事とか。

スリーパー

んー、

スリーパー

確かに僕の能力ならあなたの言う裏の世界の仕事のほうが楽ですし、稼げますね。

インタビュアーハッサム

ではなぜこのような運送業を?

スリーパー

あえて言うなら…

スリーパー

リスクとリターンを
天秤に掛けた結果ですね。

インタビュアーハッサム

と、言いますと?

スリーパー

催眠術の命中率が低いことはあなたも知っていますよね?

スリーパー

僕は直接的な戦闘能力が皆無なので催眠術が外れた、またはターゲットが僕の催眠術より速い速度を持っていた場合

スリーパー

僕は多分死にます。

インタビュアーハッサム

はぁ…。

スリーパー

それに僕の性に合わないと言うのもありますし。

インタビュアーハッサム

なるほど。

インタビュアーハッサム

では次に業務の内容を教えてもらってもいいですか?

スリーパー

はい。

スリーパー

まぁ、特に変わったこともなく普通に指定を荷物を指定された場所に運ぶだけなんですが。

スリーパー

しかしそれだけならゴーリキー引越し業者などの別の業者に任せたほうがいいと思いますよね?

インタビュアーハッサム

まぁ、ハイ。

スリーパー

彼らとの違いは”なんでも”運ぶことにあります?

インタビュアーハッサム

…なんでも?

スリーパー

はい。文字通りなんでも運びます。

インタビュアーハッサム

スリーパー

まぁ、ピンときませんよね。

インタビュアーハッサム

はい。恥ずかしながら…。

スリーパー

私たちは記憶も運ぶことができます。

インタビュアーハッサム

えぇ?

スリーパー

僕たちはゆめくいを覚えます。

スリーパー

夢とはいわば記憶の断片のようなものです。

スリーパー

ゆめくいの応用でそれらを引っ張り出し、別の人へ運んだり、破棄することができます。

インタビュアーハッサム

本当ですか?

スリーパー

はい。

スリーパー

あなたに試してみましょうか?

インタビュアーハッサム

あっあっ

インタビュアーハッサム

え、遠慮しときます。

スリーパー

そうですか。

インタビュアーハッサム

フゥ…。

インタビュアーハッサム

それでは次に

インタビュアーハッサム

あなたは”僕たち”と言っていましたが他に一緒に働く仲間がいるのですか?

スリーパー

はい。

スリーパー

では紹介します。

サーナイト

こんにちは。

サーナイト

サーナイトです。

インタビュアーハッサム

こんにちは。

インタビュアーハッサム

事務所にお邪魔させていただいています。

インタビュアーハッサム

ハッサムと申します。

サーナイト

はい。よろしくお願いします。

インタビュアーハッサム

インタビュアーハッサム

あのー。

サーナイト

ん?なんですかー?

インタビュアーハッサム

なんでさっきからジロジロ僕を見てくるんですか?

サーナイト

さぁ?なんのことだか。

インタビュアーハッサム

スリーパーさん!

インタビュアーハッサム

なんなんですかこの人は!

スリーパー

ああ…。

スリーパー

彼女は少々特殊なサーナイトでして…。

スリーパー

外部からの痛みや刺激的な言葉に快感を覚えるんですよ。

インタビュアーハッサム

インタビュアーハッサム

ゑゑゑゑゑゑゑ!?!?!?

サーナイト

いや〜。

サーナイト

ハッサムさんのあの強靭な
鉄の拳で痛めつけられたらと思うとつい…☆

スリーパー

…。

スリーパー

(無言のシャドーボール)

サーナイト

エ”ァッハヴ!!

サーナイト

(ヤッパキモチイッ)

インタビュアーハッサム

…。

スリーパー

すいません。こんなやつで。

インタビュアーハッサム

いえいえ…。

インタビュアーハッサム

さて。次にあなた達はどこで知り合ったんですか?

スリーパー

はい。あれは確か一年前になるのかな?

一年前とある森にて…。

スリーパー

結構重いなぁこの記憶

一般通過ニンフィア

ちょっと!なにすんの!?

スリーパー

あ?

サーナイト

お願い!!

一般通過ニンフィア

なんでメスのあんたがあーしに絡んでくんのよぉ!?

サーナイト

お願い〜!一回そのリボンで
私をギチギチに縛ってお願い!

一般通過ニンフィア

うざい!きもい!あっちいけぇ!

スリーパー

何してんだァ!!

サーナイト

あだーッ!

サーナイト

いたた…。いきなりハードな
プレイかしら?

スリーパー

死ね!

スリーパー

てか普通この立場逆じゃない?

サーナイト

確かに

サーナイト

てかあなた随分
大きな荷物抱えてるわね?

スリーパー

え?

スリーパー

まさかこれが見えるのかい?

サーナイト

ええ…。

スリーパー

珍しいなぁ。取り出した記憶が見えるなんて。

サーナイト

あたしもちょっとみたことあるから。

スリーパー

え?これまためずらしい

サーナイト

ええ。この前ガブリアスちゃんの
鮫肌を味わおうと夜忍びこんだ時に。

スリーパー

何してんのきみ

サーナイト

ねぇ。そんなに重いなら手伝おうか?

スリーパー

いいのかい?

サーナイト

ええ。暇だしね。

サーナイト

ただ、その代わりといってはなんだけど…

スリーパー

サーナイト

後で私に催眠術かけて◯◯◯◯…

スリーパー

スリーパー

(無言の炎のパンチ)

サーナイト

あ”あ”あ”〜(快楽)

スリーパー

と、いった感じで彼女が
仲間に加わりました。

インタビュアーハッサム

なるほど…。

インタビュアーハッサム

ちょっと…

インタビュアーハッサム

いやすごく変わった出会いですね。

スリーパー

ハハハ…。

スリーパー

しかしにぎやかになって悪い気は
しません。

インタビュアーハッサム

それに関しては共感できるかもしれません。

インタビュアーハッサム

では、最後に

インタビュアーハッサム

これからの方針や目標はありますか?

スリーパー

そうですね…。

スリーパー

これといった目標はないのですが

スリーパー

方針といえば、

スリーパー

「誠実」ですかね。

インタビュアーハッサム

ほう。

スリーパー

仕事柄信用が第一ですから。

インタビュアーハッサム

なるほど。

インタビュアーハッサム

では、本日はインタビューに答えていただきありがとうございました。

スリーパー

はい。ありがとうございました。

インタビュアーハッサム

では、これで失礼します。

スリーパー

どこへ行くんですか?

インタビュアーハッサム

え?編集部ですけど。

スリーパー

ではそこまで僕たちが
運びましょうか?

インタビュアーハッサム

うーん…。

インタビュアーハッサム

それではお願いします。

スリーパー

はい!

サーナイト

私たちにお任せを!

サーナイト

(後でワンチャン殴って
 もらえないかな〜♪)

インタビュアーハッサム

(ゾッ)

インタビュアーハッサム

インタビュアーハッサム

やっぱ自分で飛んで帰ります…。

スリーパー

なんでぇ…?

おしまい

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