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コメント
5件
初🌾失礼します🙏🏻 主様の作品、日頃から 拝見させていただいています.ᐟ 主様の作品が大好きです.ᐟ 続き、楽しみに待ってます.ᐟ
好きです!!笑笑書き方めちゃ、お上手ですっ！
ワンクッション ご本人様には関係ありません 誤字、キャラ崩壊注意 ファンタジー 📢×🌸 地雷様、苦手様は🔙推奨
なんでも許せる方のみタップどうぞ！
登場人物紹介
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約束の指輪
前編
城
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俺は桃瀬らん
親からこの城と地位を引き継いで約１年
友達もいなければ恋人もおらず、
“王”という立場にいる今、外出も気軽にできないのだ。
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少々めんどくさそ～に俺の対応をするすち
俺が幼い頃から執事としてここにいる。
え？だったらもうすちおじいちゃんなんじゃないかって？
すちは俺の二つ上、
すちも小さい時からここにいたって感じで
年齢的には全く離れておらず
執事に中では一番長い付き合いだ。
〈～～～～…！！！
〈ーーー！！
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何やら廊下から声がする
喧嘩か？
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ガチャｯ
すちが様子を見に行こうとすると、それより先に扉がガチャリと開いた。
suchi
？？？
？？？
illma
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いるまって…たしか…
隣の国の王子なのでは、？
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illma
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おい、一応俺王なんだからあいつ呼びしてんじゃねぇ
あと指さすな
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illma
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中々折れない奴だな
まぁすちなら何とか追い返してくれるでしょ
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すちさん…、？
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ｶﾞﾁｬﾝｯ
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illma
剣持ってるー…
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俺殺されてもおかしくないよねこれｯｯ泣
illma
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や、やばいこっち来てるｯｯ？！
まだ俺死にたくないのだがｯ！！泣
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ｶﾞﾁｬﾝｯ
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次の日
illma
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ほんとに来やがった
それにすんなり入ってきてるし。
この城セキュリティー弱…
illma
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いるまが渡してきたのは高そうな箱に入った指輪。
桜色で日の光が当たりキラキラと輝いていた。
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illma
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箱からそっと指輪を外すと
俺の前で跪き、指に指輪を通した。
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ｶﾞﾁｬﾝｯ
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何照れてんの…俺ｯ…
夜
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いるまの馬鹿ぁｯｯ！！！//
数日後
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ガチャｯｯ
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あれから毎日のようにここに来たいるま。
しかし、ここ最近は来なくなってしまった。
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すちは窓を拭きながらそう言った。
確かに最初来た時は超生意気で…
はっきり言って嫌いだったのかもしれない。
でもあいつが毎日毎日来るから…、
“ここ来る前に猫がさ～…”
“さっき綺麗な花あってよ～…”
くだらない、どこにでもあるような話。
でもそれのお陰で暇じゃなくなって嬉しかった…。
みんな仕事ばっかして一人で退屈だった俺の
唯一の楽しみだった。
最後に会った日もいつもみたいに
“じゃあな、らん”
“また明日”
って言ったじゃん…
なのに急に来なくなって…ｯ
lan
“綺麗だろ？”
“心配すんな”
“こっちの薬指にも絶対付けてやるから”
俺は右手を天井に掲げ、薬指で輝く指輪を眺めた。
徐々に目頭が熱くなっていくのを感じた。
lan
suchi
また数日後
lan
気分転換に城の中を散歩中。
あれから未だにいるまは姿を見せなかった。
メイド
メイド
lan
ふと耳に入ってきた話に引っかかる。
“隣の国”…
メイド
メイド
lan
大…戦…ｯ…争……、？
メイド
メイド
lan
嘘だ…ｯ
いるまが来なくなったのって…ｯ
もしかして死んで…、？
違うｯ、違う…ｯｯ
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会いに…行かないとｯｯ…、
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lan
lan
suchi
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“また来てやるから”
lan
“こっちの薬指にも絶対付けてやるから”
lan
suchi
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いつもの雰囲気とは一転して
急に一人称が変わり、敬語を外すすち
散らかっていた荷物をまとめ、荷造りを始めた。
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lan
いつもより少し低い声で力強く、すちはそう言い放った。
それからすぐに城を出た。
いるま…俺、会いたい…
後編♡1000
お疲れ様でした！
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