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モグラ
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無名
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#💊理凶室
さにょ〜ん
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ばかぬ@復活垢
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コメント
4件
ハッピーエンドでよかった本当に
うわあああああ😭😭😭💔💔💔 最初はほのぼのデート話だと思ってニヤニヤしながら読んでたのに…まさかゾムが幽霊だったなんて…タイトルの「君が俺と違ってもずっと」が二重の意味になっててエモすぎる… コネシマがずっとゾムを好きで、何十年も想い続けて、最後にやっと触れ合えたシーンで涙腺崩壊したよ🥺💕「どんな姿でも好き」って、人間の形じゃなくなっても想い続けるって純愛すぎるでしょ… モグラさん、最高の読み切りをありがとうございます…泣いたけど心が温かくなりました🌸✨
モグラ
モグラ
モグラ
モグラ
モグラ
「君が俺と違ってもずっと」
モグラ
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俺には大好きな人がいる クラスのマドンナ? いいや違う 近所のお姉さん? それも違う 俺は、あの花畑にいるあの人が好きだ
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「また走ってきたんか?」
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「俺も、コネシマに会いたかったで」
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ゾムと出会ったのは小4の冬、今が中3やから少しだけ昔のことや。
家には誰もいなくて、ただただ寒かった
エアコンは動いているのに、俺だけ避けられてるみたいだった
どうせ帰ってこない2人を待っていても仕方ない、だからあの日俺は外に出た
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森の中、そこだけステージのように陽の光が差し込んでいる花畑があった。少し雪が積もっていて、ところどころ見えるカラフルな花がとても綺麗だった。
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その時、花畑の中心に人がたっていた 高校生ぐらいの男の人 寂しかったのもあるだろう、俺はその人物に声をかけた
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それが、ゾムだ
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ゾムは俺の顔を見て少し驚いたような仕草をしてから今度は急に悲しそうな顔になって、ひとりで百面相してた
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その日から俺はゾムに毎日会いに行った
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ゾムは綺麗な花の管理人で毎日様子を見てるらしかった。
月日が流れて、学年が上がっても、俺はゾムの元に行った。
ゾムにならなんでも話せた
こんなことがあって、ほんまはこう思ってたけど言えなかった、とか。
とにかく色々
中学に入った時、ゾムへの感情が恋だと知った。 ずっと俺の話を聞いてくれて、俺を見てくれて、俺を楽しませてくれるゾムが大好きだった。
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俺はゾムにデートしてくれと頼むことにした
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そして、合格発表の日
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全員 「う?」
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シーン
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会いたい、早く会いたい
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俺がそう言うと、ゾムの表情は見たことないくらい悲しそうになった 間違えた、そう思った
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そして
卒業式、終了後
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全員 「なるほど」
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古びたゲームセンター
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チャリン
ウィーン、ウィーン、
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ぽと、
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チャリン
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ウィーン、ウィーン
掴
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ぐらっ
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ピタッ
ウィーン、ガコンっ
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ゲーセンでてから
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夕方
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花畑出口付近にて
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シーン
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次の日
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キョロキョロ
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その次の日も、次の日も次の日も
俺はそこに通いつめた
けど、ゾムに会うことは出来なかった
春を越し、俺は高校生になった
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何日も、何ヶ月も…俺はゾムに会いに行った
それでもゾムは見つからなくて、声すら、いやそこにいたのか疑うほどに花はまだ綺麗に咲いていた
俺は高校3年生になった
それに、明日は3月13日
俺の卒業式や
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「今、ゾムって言ったか?」
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先生の口から出た言葉が信じられなかった
「死んだ」
ゾムは、死んでた?…でも俺はゾムに確かに会ってた
分からなくて、頭を鈍器で殴られたような気分になった
そこから少ししてやっと、俺は自分が床に座り込んでいた事を知った
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その日、俺は眠れなかった
何が正解で、誰が本物で、俺は何に恋していたのか考えた
考えて、考えて…俺はやっぱりゾムが好きだと結論が出た
次の日(卒業式)
式が始まる前、ひとりでらっだぁ先生のところに行った。
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先生から聞いたゾムは、俺の知ってるゾムとは少しだけ違った
ゾムは元気で、すごくよく笑う人。けど少し怖くてよく喧嘩してたらしい
俺の知ってるゾムは大人っぽくて、それでいて優しくて、心を全部埋めるような人だった
好きなのは食べることで、歴史は得意だったんやって…
そんで好きな人がおったって
ゾムの好きな人は同じクラスにいた髪の短い金髪の女の子。元気で明るくて、みんなの中心にいた子。色んな話をするのが好きでゾムとよくお喋りしてたんやって
卒業式の日に、その子に告白するつもりで…ゾムもその子もロマンチストやったからかゾムはひとりで朝から花を積みにあの森に行った
その時、野犬の出没が多い時期で…ゾムは、野犬に襲われてそこで死んだらしい
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卒業式、俺は全く泣けなかった。 そんなことよりも、何よりもやらなければ行けないことを知ったから
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俺は走った、とにかく全力で
あそこに早く着けるように
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そこに姿はない
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返事はない、わかってる。ただ言いたかった
伝えたかった、後悔したくなかった
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その時、突然風が吹いた。 そのせいか周りに咲いていた花の花びらが舞い、俺の頭上へ落ちてきた。
風以外音はない、俺以外人はいない
けれど確かに感じた、ゾムを。
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そこから何度も春を重ねた
俺はもうじじいと言える年になって、みんなも先に逝ってしまった
近所の子供が俺をお喋りじいさんとして慕ってくれる。子供達が来るまでは庭で外を眺めていた
庭にはあの花畑から持ってきた花たちが咲いている。 今日も、その花たちを見つめていた。
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"せやな"
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老体だったはずの身体は一瞬で中学生の身体へと戻る。そしてその身体でゾムに抱きついた
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ギュッ
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近所の子供
近所の子供
近所の子供
近所の子供
近所の子供
完
モグラ
モグラ
モグラ