「未来は、誰にも見えないものだと__そう、思っていた。」
静かな夜の街を、少女はひとり歩いていた。 制服姿、手には通学カバン。 でもその瞳の奥には ‘‘まだ起きていない未来‘‘ が映っている
機型かい
それは、明日起こるはずだった事故 その先に続く悲しみ、怒り、 壊れてしまう人間関係。 そして__そこから生まれる、 もっと深い不幸。
機型かい
誰に聞かせるでもなく、 少女は小さく呟いた。 「機型かい」 彼女は ‘‘魔法でつくられた魔法の少女‘‘
未来に潜む‘‘不幸‘‘を見つけ、戦い、なかったことにする。 それが、魔法少女の役目。
機型かい
魔法の代償は、何もない。 力を使っても、命を削ることも、 心が壊れることもない。 だた、未来が変わるだけ。
だからこそ、 誰にも知られなくていい。 誰かに感謝されなくてもかまわない 自分の使命を、 ただ静かに果たすだけ。
機型かい
そして、かいのそばには仲間がいる 年齢を偽り夢を追う、 お姉さん魔法少女・碧荊棘
碧荊棘
引っ込み思案だけど強く優しい 花の少女・コラス良菜
コラス良菜
この世界には、魔法少女がいる そして今日もまた、 ひとつの‘‘不幸な未来‘‘が、 静かに消えていく。
主
主
コメント
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設定天才か…?楽しみ☆