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桃
蒼
あぁ"死にそう....
今から追いかけても間に合うかｯ？
桃
じゃ、あとはよろしく
田中
え"
急いで教室を出て 全力疾走した
桃
ﾊｧｯﾊｧｯ、
いた、ｯ
桃
蒼！
蒼
！
後ろを振り返って待ってくれるかと思ったらあちらも全力疾走
どうやら避けられているようだ
桃
ちょｯ待てってｯ
蒼
つ、着いてこないで！！
なんであんな早いんだよｯｯ
陸部なみかよｯ
周りから見たら鬼ごっこをしている おかしな高校生
蒼との距離が一定で一向に縮まらなかった
ﾊﾞﾀﾝｯ
桃
ちょｯﾊｧｯ
桃
待てってﾊｧｯﾊｧｯ
蒼の部屋に向かう
ｺﾝｺﾝ
桃
蒼〜？
桃
なんで先に帰ったんだよっ？
桃
心配したんだぞｯ？
...
桃
応答無しか、
桃
ﾊｧｯ、なんで避けてるかは知らないけど
桃
ご飯になったら降りてこいよー？
リビングに戻り、原因を探す
俺、悪いことしたっけ？
桃
はぁ〜ｯわかんねぇ
ご飯
桃
蒼〜！
桃
ご飯できたぞ〜！！
1階のリビングから2階の蒼の部屋まで聞こえるように呼ぶ
出てくる気配なし、
仕方なく階段を上がる
桃
も〜、降りてこないならドア開けるぞ〜！
だ、だめｯ！
桃
やっと声出した...
桃
なぁ、何怒ってんのｯ？
...
桃
...
桃
もういいよ..
桃
ご飯ここに置いてくから
ｺﾄｯ
桃
ちゃんと食べてね？
蒼視点
蒼
ぁｯ
自分でもなんで怒ってるのか分からない
ただｯｯ
無性にイライラするｯｯ
...ｯ
んもぅ！！
これは全部桃くんのせいじゃんｯｯ!!
桃
あ"〜
一人だと食欲湧かなくて結局食べてない
今は自室に1人、
あ、
旅行の準備しなきゃじゃん
桃
えっと、確かここに...ｶﾞｻｺﾞｿ
順調に旅行の準備を進め
蒼は今何してるのか
ちゃんと準備は出来ているか
ちゃんとご飯は食べたか
など
蒼のことが頭から離れない
桃
...
桃
俺の方が蒼の事好きじゃんｯ
てかｯ
蒼が俺の事好きって
なんで確信してるんだっけｯ？
電車の中でも寝る前のベッドの中でもサクサク快適に。
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