君がいないと。🤪×🍣

数日後、俺は退院した

もしかしたら、と考えるとゾッとする

俺はそんなこと考えたくなかったからテレビをつけた。

元はと言えば俺が桜を見に誘ったのが悪かったんだ。

テレビの内容は頭に入って来なかった

ﾋﾟｯ

あ、これきっと俺たちのことやな。

もうこの先を聞きたくない。

俺はテレビの電源を切った

やることがなくなってしまった。

今ではあんな好きだったインターネットも使っていない

夢の中

そこにはまだ眠っているはずの彼がいた。

その言葉を聞いてびっくりした。

彼は眠っているはず、俺の状況なんて知らない、知っているはずがない。

質問には答えた。

たとえ夢の中に出てくる彼が本人じゃなかったとしても、 彼に似ているから無性に話したくなってしまう。

話を聞く限り、本人のようだ。

その「もうすぐ」が気になってしょうがない。

そこで夢は覚めた。