斎藤 陽介
前話と背景が変わってないが、これは魔の大陸全土が登の爆発魔法で消し飛んだからだからな
サム
何言ってんだ
マオール
さぁ、私を倒してみせよ。若き灯火よ
斎藤 陽介
言われなくとも、そのつもりだ!我流、飛車!
サム
エアカッター
マオール
シールド
サム
この魔王、信じられないほど弱体化しているぞ。おそらく、登が本体を引き付けているからだな
斎藤 陽介
登、耐えてくれよ。すぐに行くから
サム
くるぞ!
マオール
さぁ、我が、お前達を、喰らい尽くしてやろう
斎藤 陽介
おそらく、四天王のスキルが使用可能だな
サム
クソっ、厄介な
マオール
暴食、鉄壁
斎藤 陽介
よりによってグルーノかよ。あれを破るには相当な攻撃力が必要だぞ
サム
いや、そうでも無いと思う
斎藤 陽介
なんでだ?
サム
俺がさっき言った通り、魔王は信じられないほど弱体化している。スキルの方も、おそらくだが例外なくだろう
斎藤 陽介
そういうことか
サム
全力で攻撃すれば、あれを破れるはずだ
斎藤 陽介
サム、今ここでコイツを殺せない方が登が危険な目にあう。死にものぐるいで全力を出せ!
サム
わかってるよ!
マオール
話は終わったか?では、2人仲良く、死ね
サム
俺がシールドを絶対に割る。お前はそれまで力を貯めろ
斎藤 陽介
ありがとう
サム
うぉおおお!エンドフレア!
マオール
シールド
斎藤 陽介
(狂、練、瞬)
サム
ランス!抉れろぉ!
マオール
グオオオオ
サム
ぬぉぉお!
マオール
まずい、シールドが。だが、まだ暴食が
サム
まだまだァ!登直伝!アイシクルダンス!
マオール
喰いきる!
サム
うぉおおお!喰いきってみろよォ!俺の氷は、いや、登の氷は無限だぞ!
マオール
ぐ、喰いきれない
シールドは氷とともに砕け散り、口すらも凍てつかせた
サム
今だ!陽介!全力で叩き斬れ!
斎藤 陽介
当たり前だ!我流
サム
いけぇ!
斎藤 陽介
登り龍!
マオール
グボア!まさか、この、私が、貴様らごときに、負けるとはぁ
サム
よし、なんとかできた
斎藤 陽介
少し、休ませてくれ。もう、魔力が限界に近い
サム
わかった。だが、少ししたらすぐに登の元に行くぞ
斎藤 陽介
わかってるよ