ky
(はぁ、どうしてこんなことに…)
病院の待合室に座りそんなことを考える
子供1
~~~~~!
子供2
~~~~~~~~~~!!
親
~~~~~~!~~~~~…
ky
(本当に聞こえない…)
耳に入ってくる音すべてが耳鳴りの甲高い音に消される
fj
『ky、今も聞こえない?』
fjがスマホで打った文字を見せてきた
そこでおれはうなずいて見せる
fj
『よかった!倒れたときは心配したけど…なんにもなくてよかった!』
ky
うん、ありがと
倒れた後、本当に大変だった
俺が目を覚ますとそこには
fj
~~~~~~~~~~(;´Д⊂)
泣いているfj
hr
…zzz
寝ているhr
ks
~~~~~~~~!
格ゲーをしているks
完全にカオスだ。
ky
(え、どういう状況?)
ky
『あれはほんとに意味わからん』
fj
『いや、取り乱して咄嗟にsiorグループに連絡しちゃってさー』
ky
『いや俺をもっと心配しろよあの2人!』
医者
~~~~~~~~~
fj
『あ、呼ばれたよ』
そういわれて自然とfjと手を繋ぐ
fj
?!////
明らかに動揺し始めるfj
ky
(嫌だったか?)
そう思い手を離そうとすると
fj
__ッ
力強く握り返された
ky
(もう少し、このままでいいか)
医者
~~~~~~~
fj
~~~~~~~~
医者
~~~~~~~
fj
~~~~~~//////
ky
(何もわからん!)
ky
(なんでこいつ照れてるの?)
そうやって俺と先生は筆談で会話した
耳がきこえなくなって2時間が経とうとした頃だった
医者
~~~~ので~~
fj
~い、~~~~~した
ky
ぁ
fj
へ
ky
きこぇ、ます
医者
おお!~~~の~~~~~しょうかね
ky
でも、ちょっとしか、きこぇなぃ、です
fj
うん、よ゛か~~た…よか゛~~よぉ
医者
は~~い彼氏さん、泣~~早~すよ~
fj
なっ~彼氏じ~~いで~!/////
ky
楽し、そうで何よ、り
医者
それで~~~大事に
そうやって薬をもらって帰った
ky
帰ってきたーーーーーッッ!
fj
おぅ、元気だねぇ!
fj
はい、薬飲んでー
ky
うげぇ…
この薬は一時的に耳を聞こえやすくするものだ
1日5錠飲むらしい
苦痛だ
fj
…なぁky
ky
ん?
fj
あのさ
一緒住まない?
ky
へ?
fj
だって、これから急に聞こえなくなったり倒れたりしたら大変でしょ?
fj
住みにくくなるだろうし
fj
同居人がいた方が良くない?
fj
後俺が一緒に住みたいボソッ
ky
え、最後なんて言った?
fj
なんも!/////で、どう?
ky
うーん、
つづく