○○
て、テヒョンっ…!?
テヒョン
ヒョンっ…何してっ…
グサッ…
テヒョンを抱きしめていた私の手に血が…
彼が何をしたのかやっと理解できた
○○
嘘でしょう…?
どうして…貴方にはそんな事ができるの?
そんなに私が欲しいの?
ソクジン
言ったろ?
お前に○○は無理って
お前に○○は無理って
テヒョン
だからって…ヒョンっ…
○○
お願い…もうやめて…
ソクジン
○○がこっちに来たらやめるよ?
○○
行く…からっ
テヒョン
ダメだっ…○○行くな
私の身体をぎゅっと引き寄せる
○○
だってぇ…血が出てる…
彼の言う事を聞かないと、
ソクジン
○○…分かってるよな?
ソクジン
お前の選択がテヒョンを
生かすか殺すか決めるって事を
生かすか殺すか決めるって事を
○○
…帰るからっ…家に
ソクジン
良かった、○○がいい子で
○○
ただ1つお願いがある
ソクジン
なあに?
○○
テヒョンを手当させて…
ソクジン
○○が?直接するの?
○○
そう…それなら他の人に
知られる事もないから
知られる事もないから
ソクジン
ま、いいよ別に
○○
テヒョンっ…
すぐに手当するから
すぐに手当するから
テヒョン
○○…俺の事はいいからっ…
私は包帯で刺された所を止血する
○○
テヒョンっ…ごめんねっ、うっ…
テヒョン
○○?泣かないで…
テヒョン
俺また○○を守れないの?
○○
ううん…!
十分守ってくれたよっ!
十分守ってくれたよっ!
テヒョンが私の頬に手を添える
ソクジン
あーあ…触んないでくれる?
ソクジン
顔に血が着いちゃったじゃん
ソクジン
どーしてくれるの?
○○
ごめんなさい…私が悪いの
○○
…ソクジンオッパ、もう帰ろ?
ソクジン
ふっ…やっと帰る気になったんだ
ソクジン
帰ったらいっぱい可愛がってあげる
テヒョンは大量の出血をした為意識がない
帰るなら今だ…
ごめんね…テヒョン…約束を守れなくて
昔から苦しむ私を守ろうとしてくれたよね
そんなテヒョンが優しくて大好きだった
ソクジンオッパの元へ帰るのは テヒョンの為だけじゃないよ…
私や私の周りの人の為… だから気にしないで
さようなら…テヒョン
ソクジン
○○久しぶりの家だね?
○○
う、うん…
ソクジンオッパっ…あのね
ソクジンオッパっ…あのね
帰る前から身体の震えが止まらなかった
ソクジン
さっきから震えてるね?
ソクジン
何でかな?悪い事したからかな?
そう言うと彼はリモコンを取り出し プロジェクターで映像を映した
○○
な、に…これ
episode14 end