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地縛少年花子くん『夢小説』最終回。

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地縛少年花子くん『夢小説』最終回。

1 - 地縛少年花子くん『夢小説』最終回。

♥

107

2021年11月27日

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花子くん

助手お疲れ様!

花子くんの助手を辞めてから1ヶ月が経った

友達は増えたし,八尋さんの事も寧々ちゃんって呼ぶようになった。

けれど…何か

〇〇

なんか寂しい…!

休み時間

寧々

〇〇?!

どうしたの?〇〇ちゃん

〇〇

んんんんん……

〇〇

よく分からないんだけど,

寧々

うんうん…!

〇〇

なにかが足りないというか……

なるほど〜

ふふっ。〇〇ちゃん,

好きな人でもできた?

〇〇

えっ…?

〇〇

好きな人?

うん!そんな顔してる!

〇〇

私は,葵ちゃんも寧々ちゃんも皆好きだよ!

そ,そういう意味じゃないんだけど〜…

寧々

wwありがとう〜!

キーンコーンカーンコーン

あ,予鈴なっちゃった。

〇〇

早く席につかないとだね!

寧々

じゃあまた後で!

放課後:〇〇の部屋

〇〇

う〜ん…

〇〇ちゃん,好きな人でもできた?

〇〇

どうなんだろう…

〇〇

寧々ちゃんでもなく葵ちゃんでもない好きな人…

助手お疲れ様!

〇〇

うぅ…どうして今出てくるの〜!

〇〇

痛いよ花子くん…

もしかして私花子くんが…

〇〇

ない!多分…ない!

あるんじゃない?

翌日の休み時間

〇〇

あ,あるの?

うん!

寧々

背が低くて優しくて助けてくれるけど行動が読めなくてセクハラしてくる人ね!

寧々

私のタイプじゃないけど応援する!

〇〇

ふふっ,ありがとう!

寧々

うん!

何か困ったことあったら相談乗るからね〜!

放課後

〇〇

葵ちゃんは,まず話して見る事が大事って言ってたけど…

〇〇

……迷惑じゃないかな。

〇〇

私もうお願いごとなんてないし…

〇〇

(´-﹃-`)Zz…

ここは…旧校舎?

……

コンコンコン…

〇〇

花子くん!今いる?

あれ?私がいる。

まだ花子くんと友達だった時の記憶かな…

嫌な夢だ。

花子くん

何しに来たんだ。

〇〇

えっ。 お、お話しようと思って…

〇〇

迷惑だったかな!

花子くん

……そう思うなら早く出てけよ。

〇〇

…わかった。

〇〇

グスッ…

暗闇の中,泣いている私がいた。

やっぱり,迷惑だよね。

ちゅんちゅん

〇〇

パチッ

〇〇

…目覚め悪いなあ……w

〇〇

迷惑なのは分かってる。

分かってるけど,それでも会いたい

そっか…今まで気づかなかった

気づいても見て見ぬふりをして来たこの気持ち

私花子くんに会いたい!

〇〇

…花子くん。

放課後:旧校舎の女子トイレ

花子くん

グスッ…(泣)

〇〇

……

コンコンコン…

花子くん

…?

〇〇

すぅ…はぁ……

呼び出し方はノックを3回。

〇〇

花子くん花子くん。

〇〇

いらっしゃいますか…?

そう聞くと出てきてくれるはず……

シーン…

〇〇

……

やっぱり来ないか…

今までの全部夢だったのかも

友達がいない私のただの妄想……

ぎゅっ

後ろから抱きしめられた。

〇〇

……ニコッ)

〇〇

花子くん…?

花子くん

なんで来たの…?

〇〇

あっ…

夢と同じ。

やっぱりそうだよね、

〇〇

お,お話…しに来たんだけど……

〇〇

迷惑だよね。

花子くん

そんなことない…

〇〇

え?

花子くん

〇〇…ごめん。あんなお別れの仕方ダメだよな。

〇〇

……

花子くん

寂しかったんだ。

〇〇

花子くん

俺〇〇が居ないとダメだ。

ギュッ

花子くん

ごめん…俺から離れて欲しくない。

〇〇

私も…

花子くん

…え

〇〇

また…助手にして欲しいな!

〇〇

出来たら…

花子くん

……

ダメ

〇〇

花子くん

ダメだよ〇〇

〇〇

そう…だよね……

花子くん

今回はさ…助手とかじゃなくて……友達とかじゃなくてさ…

もうだめだ

〇〇

花子くん!

花子くん

ん?

〇〇

私…花子くんが……

チュッ

え…今度は口に……

〇〇

花子くっ…

花子くん

俺,〇〇が好きだよ。

〇〇

っ////

花子くん

……

花子くん

〇〇は?

〇〇

わた…しは……

〇〇

花子くんが…(泣)

〇〇

好き!

花子くん

ん。

花子くん

よく出来ましたっ。

花子くん

じゃ,これからはそういう事でよろしく。

〇〇

うん!

花子くん

(本当は泣いてたなんて流石に言えないな)

ねえ知ってる?

学園七不思議が8番目。

放課後のお友達。

寧々

しらない!ていうか…七不思議なのに8番目まであるんだ!

そう。

花子さんと同じ旧校舎の3回にいる怪異なんだけどね!

なんでも虐められてたらしくてその手当を花子さんにしてもらったとか!

お友達が欲しくて教室に来ることもあるらしいよ!

寧々

へぇ〜

苦手なものは黒板消しと名前の頭文字がAの人

寧々

えっ…葵危ないじゃん!

そうなの…

でもね!包帯や絆創膏を渡してあげると助かるって噂もあるの!

寧々

そうなんだ!

寧々

じゃあ安心だね!

そうでもない気がするけどな…!

寧々

〇〇もこの話知ってる?

〇〇

うん!

〇〇

私もうひとつ知ってるよ!

そうなの?!

〇〇

うん!

寧々

聞きたい!

〇〇

あのね,放課後のお友達の本名は夢子って言ってね,花子さんと付き合ってるんだって!

へぇ〜

寧々

なんだか素敵な話だね!

〇〇

うん!

それに,包帯や絆創膏がなくても2人のことは襲わないよ。

地縛少年花子くん夢小説。

終わり。

この作品はいかがでしたか?

107

コメント

5

ユーザー

フォロー失礼します

ユーザー

うぅ〜〜〜(泣 続き書いて下さい〜〜〜(泣

ユーザー

因みになんですけど,最後の夢子って名前は花子さんと噂を流す時に考えた偽名です!

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