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コメント
2件
ついに続編、、😭待ってました、、、!
注意書きは E p i s o d e . 0 へ
E p i s o d e . 35
H i m a ﹍﹍
決めたはいいものの、足がすくんで前に進めない
後退りが精一杯だ。
H i m a ﹍﹍
体が奥から震え上がる。
H i m a ﹍﹍
S u﹍﹍
H i m a ﹍﹍
後ろに下がっていたらぶつかってしまった
S u﹍﹍
S u﹍﹍
S u﹍﹍
H i m a ﹍﹍
S u﹍﹍
H i m a ﹍﹍
真剣な目。
らんと同じような目。
やるしかない。この剣を託されたなら。
H i m a ﹍﹍
S u﹍﹍
H i m a ﹍﹍
S u﹍﹍
H i m a ﹍﹍
前、「前触れかも」と言っていた時と同じ感じの敵。
剣が扱いやすいからかさくさくと倒せる
H i m a ﹍﹍
「もし倒せなかったら」
「もし街が破壊されたら。」
「もしみんな死んでしまったら」
そんなことを考えるだけで手が震える。
ずっと頭をめぐり続ける。
H i m a ﹍﹍
自分に言い聞かせる。
魔物が来ても対処できるように。
仲間がピンチでも駆けつけられるように。
S u﹍﹍
ひまちゃんと別れたはいいものの、
魔物の数が多すぎる。
でも群れだから、まだ前兆ということ。
S u﹍﹍
いつになっても恐ろしすぎる。
最悪、死んでも…、
S u﹍﹍
だめだよね。
「絶対死なないでよ」
そう俺の目を見て言う彼の瞳は、手は震えていた
だったら、死ぬわけに行かない
S u﹍﹍
L a﹍﹍
群れ。前兆。
久しぶりのこの大きい戦いだから。
手慣らしで倒しておかないと
きっとこの戦いで俺は「呪」を使うことになる。
L a﹍﹍
俺が過去に使ったのもこういう大きな戦い。
使わないとやってられない
…使うからこそ。一日で戦いを済ませなきゃいけない。
寝込んでしまうから
でも死ねない。なつに言われたから
意地でも生き抜いてやる
全力を使ってまでも。
M i ﹍﹍
まだ本格的に始まってはいないし、
最初の群れとはいえ弱いわけじゃない
雷より、回復を使う場面がきっと多くなる。
それなりの魔力は使うから、俺も回復しないといけない。
M i ﹍﹍
遠くに見える茶色の髪の彼。
そこにとどまっていて、きっと怖いのだろう
それでも少し経ったら魔物を倒している。
M i ﹍﹍
特異体質の彼がいる事で戦闘力がプラスなことは間違いない
でも油断はできない
油断した瞬間終わってしまう。
M i ﹍﹍
死なないようにしないと。
A m ﹍K o﹍﹍
氷で足場を作って周りを見渡してみる。
群れが多すぎる
しかも強い部類の方の。
A m ﹍K o﹍﹍
大丈夫だって、…思ってるけど…
、いや。こさめがこんなうじうじしててどうするんだ
なつくんが覚悟決めてるんだから俺も負けないようにしなきゃ
A m ﹍K o﹍﹍
魔物の声が絶え間なく聞こえる
氷の音。風の音。火の音。
色んな音が聞こえる。
心臓の音が耳に届く。
i l l﹍﹍
俺の心臓の音。
i l l﹍﹍
また仲間を失うのが怖くて
本当は戦って欲しくなかった
でも戦わないとさらに被害が拡大する
信じるしかないんだ、あいつらを
…俺も本気でやって、アイツらも本気でやる
i l l﹍﹍
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