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貴方に一輪の花を。

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貴方に一輪の花を。

2 - 一輪の花

♥

550

2025年03月15日

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rnis 戦争パロ

一輪の花。

夕日に照らされてる海はこんなにも きれいなのに

何故人間の心は汚いのだろう

is

…はぁっ…、

is

ほんと物騒な世の中だな、

隣町はもう 焼け野原になったという噂。

is

…日本が負けるわけないよな、

is

…、はぁっ…

俺が溜息を吐いていると 隣に綺麗な顔立ちで 軍隊の服を着ている青年が居た

is

…こんにちは、

rn

どーも、、

is

…あの、

is

貴方は…

rn

…日本の為に
精一杯尽くす者です。

is

…、、

is

あの…?さんは
生きてる意味かんがえたことありますか?

rn

‥生きる意味…、

rn

……国民を守れるなら
生きてる価値は十分あると思います

is

…!

その横顔は何処か寂しそうだった。

is

…あの、、

rn

…はい?

is

こ、これあげます…!

俺が渡したのは 一輪の花。

rn

…ハナミズキ?

is

意味は…平和です、!

is

俺はこんな世の中大嫌いです!
軍隊さんたち、国民の為に死んでいくとか…

is

馬鹿すぎます!

rn

…!

is

…凛さん!!!
絶対、絶対…
戦争に行かないでください、

そう言うと俺は?さんの 手をぎゅっと握った

rn

…、優しいですね、
✘さんは

rn

…もう暗くなりますよ、
お帰りになってください

is

はい…

そう言うと青年は 背中を向け歩いていった

青年の背中は大きく 頼もしく見えた。

is

あの!!!!!

rn

…?(振向

is

明日…、
星を見に行きませんか!

rn

…いいですね星、

rn

是非、見に行きたいです

is

…なら!
明日20時に◎◎川で!

rn

…(頷

俺は家に帰り、 布団に寝転んだ

is

…、、明日、、楽しみだな、!

俺の心はワクワクしていた

そして迎えた20時

is

?さん!!!

rn

…✘さん、
ここは星が綺麗ですね

is

ですね!

俺は青年の隣に寝転んで 星を眺めた

rn

…俺、星が好きなんです

rn

…キラキラしてて
自分とは正反対で、

is

?さんもキラキラしてます!

rn

…え、

is

そのターコイズブルーの瞳
キラキラしてて好きです俺!

rn

面白い…、(微笑

青年が笑った時 俺の胸がドキドキした

is

あの…、?さ…

is

?…さん!

rn

…、?

is

俺、?さんのこともっと知りたい!

rn

…、、いいよ、

青年は色々話してくれた

兄が戦争で死んだこと

サッカーが好きなこと

軍隊になりたくなかったこと

星が好きなこと

全部、全部… 俺の心の中で広がっていく

is

…?さん、あの…

is

俺…?さんのこと……

その瞬間、 青年の表情は怖くなり

俺の口を塞いだ

rn

…、駄目だ、
俺なんかを好きになるな

is

…?さん、

rn

…俺は、
この星のように死んでいくんだ。

rn

…、兄ちゃんもそうだった

is

え…?

今から3年前

rn

兄ちゃん見て!!
青い空!!!!

se

…綺麗だな、

rn

すごくきれい!!!

se

…?、

rn

なに?お兄ちゃん

se

…お前は…

se

…俺が居なくても大丈夫だ

rn

何いってるの…?
兄ちゃん…

rn

兄ちゃんが居ないと俺…、!

se

すまん…?…

se

俺…、俺、…

日本国民の為に今日 死ぬんだ

rn

え…、?今…なんて…

se

すまん…?、それじゃあな

兄ちゃんの背中が 遠くなっていく

rn

待ってよ…!兄ちゃん!!!(泣

rn

俺を…

一人にしないで!!!

is

そんなことが…

rn

…あゝ。

rn

…でも今思うと兄ちゃんは
かっこいいよ

rn

…俺も兄ちゃんみたいに
かっこよく死にたい

is

…なあ?さん…

青年の瞳には 俺が映ってなかった

is

…急に…死なないよな?

rn

…、

青年を失うことが怖い。

is

…?さん、

rn

…大丈夫だ、

rn

…安心しろ✘…

is

うん…

信じて…いいんだよね?

あれ以来青年とは会っていない

is

…?さん全然見かけない…

すると奥で 騒ぎ声が聞こえた

人々の期待の声や悲しみの声

戦闘機の音

そして…

「いってきます」という 声

is

ま、まさか…!

俺は全力で走った

青年が何も言わずに 飛び立ってしまうのではないかと

怖かった

そこには青年の姿はなかった

is

?さん…、?

rn

…ばぁ

is

…うぎゃぁ!?

rn

…びっくりした?(笑

is

…良かった、、
生きててくれて…

rn

…✘さん、
今日は月を見に行きませんか?

is

見に行きたいです!

is

わー!きれい!!

rn

…✘さん、
やっぱり今日は

rn

“月が綺麗ですね”

俺はその言葉に意味なんか ないと思ってた

is

ですね!!!

rn

…、

rn

…✘さん

rn

…明日

rn

…日本国民の為に
命を捧げます

その言葉を聞いた瞬間

俺の心は壊れた

is

…し、ぬ…?

明日青年が居なくなってしまう

震えが止まらなかった

is

だめです…、お願いです…(泣

rn

…(抱締

rn

…、大丈夫。

rn

必ず生きて戻ります

is

…、絶対嘘だ!

is

?さんなんかもういい!!!

俺は泣きながらその場をあとにしてしまった

rn

…✘さん、

そして翌日

ポストにある手紙が届けられていた

is

…、!

is

…?さん…!!!!

俺は家から裸足で飛び出した

俺は走った

is

はぁっ…はぁっ…!

俺は手紙を握りしめた

✘さんへ 突然の報告で本当に申し訳ありませんでした。 でも自分は日本国民の為に 死ねるなら光栄です。 兄ちゃんみたいに かっこいい自衛隊には なれなかったけど 頑張ります。 そして 必ず生きて帰ります 約束の印として 一輪の花を贈ります 花言葉は…

愛しています

戦闘機の音がした

is

?さん!!!!!

rn

✘さん…

is

…、っ、

俺は悲しみのあまり 青年に抱き着いた

is

…、行かないで…、

rn

…、約束したでしょう

rn

“必ず生きて戻るって”

その顔の青年は 誇らしく優しげな顔だった

is

…あの、俺
?さんのこと
大好きです、

rn

…、俺も大好き。

そう言うと青年は 俺の額にキスしてきた

俺の顔は真っ赤になった

rn

…林檎みたいだな(くすっ

is

…う、うるさいです…、!

そして戦闘機が飛び立ち、 ついに青年の番

is

あの…これ、
お守りにしてください!

is

花言葉は…

is

貴方を…愛します

青年は胡蝶蘭と ハナミズキを胸ポケットに入れて 戦闘機に乗った

rn

…✘さん

rn

✘さん、

rn

…必ず戻る、
待ってろ

そう言うと青年は 飛んでいった

is

…、っ、、

俺は涙が止まらなかった

そのばに泣き崩れ 震えた

あれから2年後

is

…、

俺は毎日生きた心地がしなかった

そして時は過ぎ 季節は春。

まだ青年は帰ってこない

死んでしまったのだろうか

俺は一人、 桜が散る木の下で目を真っ赤にして 号泣した

俺は顔を上げ目を見開いた

そこには 胸ポケットに少し焦げた ハナミズキと胡蝶蘭を入れた青年が 立っていた

rn

…世一

is

凛!!!!

5年ぶりの再会だった

俺は鼻水と 涙で顔がぐしゃぐしゃだった

rn

…ただいま

is

おかえり!!

青年は思い出したかのように ポッケから一輪の花を出した

rn

…俺と結婚してください

is

…っ、(嬉泣

is

喜んで、!

4月3日

大好きな君が帰ってきた

これからも永遠の愛を誓います

一輪の花で。

~end~

この作品はいかがでしたか?

550

コメント

9

ユーザー

感動すぎます🥲🥲🥲 たまに敬語がなくる時とかだいすきです、、🥰潔の心情がよく書かれていますね!!🥰🥰

ユーザー

めっちゃいいお話すぎます…!! 感動しました !!

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