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若井 滉斗
○○
忙しなくキッチンを動く○○が振り返った
若井 滉斗
小さくエプロンが揺れる
○○
○○
若井 滉斗
キッチンに包丁の音が響く
若井 滉斗
若井 滉斗
まな板に目を向けたまま話した
○○
明るい声が隣から聞こえる
若井 滉斗
○○
○○
○○
若井 滉斗
何の間?
めっちゃ気になるんだけど
こういうのって聞いた方がいいんだっけ?
また傷つける?
涼ちゃんと元貴はこんなときどうする?
些細なことで頭の中がぐちゃぐちゃと 乱される
○○
隣で小さく息を吸う音が聞こえた
○○
若井 滉斗
手を止めて体を○○に向ける
嫌な予感がした
○○
○○
若井 滉斗
○○
○○
若井 滉斗
○○
ヘラヘラ笑って
俺の目を見ないまま話し続けた
○○
若井 滉斗
○○
若井 滉斗
○○
○○の手が止まる
○○
若井 滉斗
○○の目を見る
○○
○○
忙しなく○○の目が泳いだ
○○
若井 滉斗
若井 滉斗
声に熱がこもる
○○
○○
○○
若井 滉斗
若井 滉斗
若井 滉斗
若井 滉斗
若井 滉斗
○○
落ち着くために小さくため息を着く
今にも泣き出しそうな○○の顔を 見ていられなかった
俺としたことが
また泣かせてしまうところだった
若井 滉斗
若井 滉斗
○○
○○
涙を飲み込みながら話す姿は
あまりに痛々しかった
若井 滉斗
若井 滉斗
○○
若井 滉斗
○○
優しく○○の手を取る
リビングに向かうよう手を引いて
そっとコンロの火を消した
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